北海学園大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

高校2年生の頃から理系に進むと決めていて、初めは室蘭工業大学か北見工業大学へ行こうと思っていましたが、センター試験の点数が基準点に満たなかったので、北海学園大学を選びました。元々電気系よりも、身近な土、水、構造、測量、自然環境などについて幅広い分野を学ぼうと思っていました。就職に関しても専門分野を学ぶため、有利になるだろうと思いました。社会環境工学科は土木分野を学ぶ学科なので自分にピッタリだと思い、北海学園大学工学部社会環境工学科に入学しました。

大学で勉強していること

土の分野を学ぶ土質工学、水の流れを物理的に学ぶ水理学（流れ学）、橋梁などの構造の安定について学ぶ構造力学、それらの基礎となる数学と物理、また上下水道について学ぶ水環境工学、測量の基礎知識を学ぶ測量学、地盤について学ぶ地盤工学、水質や騒音、ごみ問題などの知識について学ぶ環境工学、また自分の好きな分野に絞って1年間研究を行う卒業研究など、他の分野では絶対身に着けることができない知識を学ぶことができます。これらを知っているのと知らないのとでは大きく違い、知っていると仕事の幅が広がります。

満足していること：学科の数が多い

北海学園大学は、市営地下鉄東豊線の学園前駅そばにある豊平キャンパスと、札幌中心部から少し離れていますが、市電またはバスを利用して向かう山鼻キャンパスの2種類があります。豊平キャンパスでは、経営学科、経済学科、法学部、人文学部と主に文系の内容、山鼻キャンパスでは工学部（社会環境工学科、建築学科、電子工学科、生命工学科）とあり、こちらは2年次から移動します。このように、一つの大学で学部により学ぶ範囲が幅広いという点が魅力的であり、満足している部分です。

不満に感じていること：豊平キャンパスの学生の食堂が混雑する

豊平キャンパスは学部が多いので、色んなタイプの学生が通います。昼休みは全学部生が一斉に食べに来るので、食堂は激混みです。座れるところもありませんし、落ち着いて食べられません。落ち着いて食べたい人は時間をずらしたり、我慢するなりするしかありませんが、フリースペースが設けられると少しは違うと思います。また、大学は自分で講義を選びますので、空き時間も色々な学生が利用します。充電機を人が通れなくなるほど差してあったりすることもあり、マナーが悪い人も多いです。

北海学園大学のおすすめ学部：工学部

学費はかかってしまいますが、就職後の仕事内容が大変誇れるものとなっていることと思います。当然、努力なしではどうにもなりませんが、意欲的に学んで知らない知識が増えていくだけでも考える幅が広がるので、卒業後の人生も楽しくなるだろうと思います。

北海学園大学に通って良かった？

社会環境工学科に限ってですが、今日の災害が多数起こるなかで土木知識を学べることが何より大学に通っていてよかったと思う理由です。その知識を仕事で使うことによって、地震や洪水が起こった際に一人でも死者を減らせる方法を考えられるということなので、大切なことであると思います。社会環境工学科は学ぶことが多く、難しい内容が多いですが、見えない世界を学ぶわけではなく、実際に目に見える自然現象を深く掘り下げて学ぶので、イメージは沸きやすいかと思います。