兵庫県立大学の評判・口コミ【理学部編】

志望理由

この学科は国公立の中期日程で募集をかけています。前期は合格するか微妙、かつ浪人することは許されなかったのでここを選びました。受験した結果、前期試験は通らず中後期試験は通っていました。中後期試験で受かった二校の内の一校を選ぶ際に、大学HPを参考にしながら自分がやりたい研究を行っている研究室を調べました。後期試験で受かったところでは自分のしたい研究の研究室がないことが判明したので、ここに入学することに決めました。また、２年以降は山奥にキャンパスが移動するので、勉強するにはうってつけの環境だと思ったこともあります。

大学で勉強していること

一年生なので、専門科目と一般教養が半々ぐらいであります。専門科目では自分の興味に沿った理数系の科目をとっています。一年生のうちは基礎の基礎を学ぶので、ここで躓くと後々大変になるのは目に見えています。そのため、講義の内容が難しくても私は授業の内容の理解に励んでいます。一般教養では、兵庫県は２４年前に阪神淡路大震災を経験しているからか災害に関する講義が多いです。こちらではよく主体性や積極性が求められるので、専門科目とは異なる大変さがあります。しかし、生活に役立つ知識も沢山得ることができるのでそれを苦とすることは少ないです。

満足していること：丁寧に指導してくれる先生が多い

先生たちの指導が丁寧すぎて逆に困るほどです。私は、わからないところがあれば講義後の時間に訊きに行くようにしているのですが、互いの時間の許す限り指導してくれます。難しいといわれる科目でも、先生によってはかなりかみ砕いて説明してくれているのでわかりやすいです。また、数学に関しては、「わからないところがあれば、アポを取らなくても質問紙に来ていい」というスタンスをとってくれているので、気軽に質問することができ、とても助かっています。

不満に感じていること：図書館の開館時間が短い

大学の付属図書館は、平日は午前9時～午後７時（長期休業中は午前９時～午後５時）、休日は終日閉館しているために勉強する場所の確保が難しいです。他大学に通っている友人からは「休日も開館しているよ」とか、「午後１０時まで開いているよ」といった話を聞くのでそういう環境で勉強できていることを羨ましく感じます。また、私の通うキャンパスは理系学部が多いので文学作品が少なく、読みたければ市内の図書館に足を運ぶ必要があります。それらの点で私は大学の付属図書館に不満を感じています。

兵庫県立大学のおすすめ学部：理学部

私のお勧めは理学部です。前期旧帝大落ちから偏差値３０台の高校に通ってましたなど学力層が幅広いのも特徴で、常に刺激を受けながら勉強できています。また、卒業研究では大学近くの理化学研究所の施設を使って研究できるのも魅力です。

兵庫県立大学に通って良かった？

立地的には不便ですが、逆にその不便さがあるからこそ勉学に励めているのだと思います。先生方の指導も丁寧で、試験期間前や試験期間中以外は大学の図書館が比較的すいているので勉強するにはうってつけの環境だと思います。時間割的は一日平均４コマぐらいあるので大変ですが、大変さがあるからこその充実した生活を送れていると思います。資格試験や留学制度も充実しているので、長期休みを活用してそれらのことに取り組むことができるのも魅力的だと思います。