名古屋音楽大学の評判・口コミ【音楽学部編】

志望理由

高校の音楽の先生から多くの大学を紹介してもらい、オープンキャンパスで大学に行った際には美しい楽器の音色や演奏が聞こえ、キャンパス内の雰囲気にとても惹かれました。体験レッスンでは、実技の指導だけでなく演奏する姿勢やその曲の歴史など、時代背景も勉強させていただきました。ここの大学なら、より一層実技向上を目指せると思ったことから受験を決意しました。受験では、聴音・音楽理論・実技（ピアノ）面接とありました。年末に合格通知をいただき、音大生としてスタートしました。

大学で勉強していること

数ある楽器から、自分の専攻とする楽器と副専攻とする楽器を選択し、週に1度の個人レッスンを受けます。専攻楽器は４５分副専攻は２０分です。副専攻は２つ選択することもできるため、多くの楽器の技術向上を目指せます。授業では、中学・高校の免許取得のために教職の授業も受けました。また、教職以外の授業も多くあり、パソコンを使って音楽を作るＤＴＭという授業や政治経済・イタリア語・ドイツ語・道徳と倫理など幅広い教養を学びました。

満足していること：レッスンと環境がいい

週１回のレッスンですが、大学では習うことが難しい先生がついてくださり、音楽の基礎から指導していただけるところです。また、練習の仕方なども教えていただけるので練習内容も良くなりました。日々レッスンを受けるだけではなく、大学主催の演奏会なども多くあり、自分が練習してきた曲を披露できる機会を設けてもらえるので練習に力が入りました。キャンパス内にいると、人の演奏が聞こえてくるので音楽的感性も向上でき、刺激を受けながら勉強することができることが素敵です。

不満に感じていること：ホールの環境

どこの音楽大学にも演奏を聴いたり、演奏をさせてもらうホールがありますが、そのホールの規模が小さいということと、音響設備があまりよくないので演奏を聴いていても少し壮大さにかけると思いました。某音楽大学には、大きなホールに大きなパイプオルガンがありますが、私が通っていた大学には小さなパイプオルガンしかなく、本来の音のよさを勉強することができませんでした。せっかく大学に入学できたのでもう少し質のいいホールと楽器があったらよかったなと思いました。

名古屋音楽大学のおすすめ学部：音楽総合学科

大学にはピアノ科・声楽科など楽器専攻の学科が多くあります。その多くの学科は専攻楽器と副専攻１つのレッスンを受けることができますが、音楽総合学科はその副専攻とさらにもうひとつ副専攻を選択することもでき、幅広くの楽器のレッスンを受けられます。また、実技向上だけでなく、将来自分がなりたい職業の勉強もできます。音楽療法士であれば、音楽療法コースの授業も受けられます。教員であれば音楽教育コースも受けられ、将来のために多く勉強できるからです。

名古屋音楽大学に通って良かった？

高校生のときにオープンキャンパスでレッスンをしていただいた時よりも、難易度の難しい曲にも挑戦することもできるようになったのも日々レッスンをしていただいた先生のおかげだと思っているからです。また、専攻楽器だけでなく、管弦打楽器全部の楽器に触れることができ幅広い教養が身につきました。実技だけではなく、卒業後に役立つよう中・高校の教員免許取得ができたこと、実際に教員になっても困らないようにコミュニケーションのとり方や授業の仕方も教えていただけるからです。