福岡大学の評判・口コミ【理学部編】

志望理由

私は幼少期から天文学に興味があり、今までにいくつもの天文学に関する本や雑誌などを読みながら独学で勉強してきました。その知識を是非大学に入って活かしたいと思い、高校3年生の時の進路選択で天文学に関する研究ができる大学を探していたところ、福岡大学では「重力波天文学」という最先端の宇宙の研究がされているということを知りました。これはまさに新たな天文学の幕開けと言っても過言ではなく、私もこれからの天文学について多くのことを追求したくこの大学を選びました。

大学で勉強していること

入学したばかりの時は自然科学を記述するために必要不可欠な、基礎的な数学の勉強を講義の中でやっていました。私の所属する学科は物理科学科でその名の通り物理学をメインに学んでいくのですが、自然界における物理法則を理解するためには、自然界の基盤となる数学の概念を把握しておく必要があるからです。特に物理学を学ぶ上で最も重要なのは、いかに現象をイメージできるか、またそれを自ら条件設定して理想的なモデリングができるかです。この一連の流れを概念と法則に従って進めるには基礎となる知識が豊富でないといけないため、最初の1、2年生の頃はひたすら数学の計算ばかりをやっていました。

満足していること：学内サービスが整っている

この大学では、教育制度や研究制度が整っている一方で学内でのサービス面にも力を入れています。キャンパスは学部ごとに棟が分かれているのですが、各学部それぞれに食堂やカフェ、コンビニが設けてあるため、お昼休みの時間でもほぼ混雑することなく有意義に食事を楽しめます。またこの大学の体育館にはトレーニングジムがあり、本校の学生であれば学部問わず誰でも利用可能なので気分転換に運動したい時などいつでも気軽に利用できます。私は趣味でウェイトトレーニングをやっているため、よく利用します。

不満に感じていること：研究室によってムラがある

これは特に理系の学部によくありがちなのですが、所属する研究室によって忙しさの度合いが大きく異なるところです。理系の学生は稀なケースでない限り卒業論文という4年間の集大成をまとめた論文を研究室で書かされるのですが、1年のスパンをかけてやるためそれなりの苦労が必要です。そのためほぼ毎日研究室に行って卒業論文を書くような生活を送るというのが普通ですが、一部の研究室では週1で来ても大丈夫なような、いわゆるレベルの格差に時々不満を感じます。同じ学部の生徒であれば同じ内容を学ぶべきであって、それに応じたレベルのカリキュラムを全員平等に組むべきではないかなと思います。

福岡大学のおすすめ学部：理学部

理学部の中でも特に数学科、物理科の専攻をおすすめします。私たちが今現在平和に暮らせているのは、自然科学の本質によるものです。いわゆる自然科学の基盤となる数学、物理学というのは常に私たちの身の回りに溢れかえっています。この自然界の法則を見抜くためには自然の本質から学ぶ必要があり、これらの構成要素となるのが数学と物理学です。これからの社会のためにも、是非数学や物理学に力を入れていってほしいと思います。

福岡大学に通って良かった？

幼少期から夢見ていた天文学の研究が、今まさに叶っているからです。私はこれから大学院に進む予定ですが、今私が好きなことを研究できることに喜びを抱き、これからも研究に貢献できたらいいなと思っています。学業に満ち溢れ多忙な日々を送る一方で、プライベートやアルバイトの方もある程度充実しており、研究以外でも理想的な生活が送れているのもこの大学のメリットであると思います。