東京薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

志望理由

この大学を選んだ理由は3つあります。まず学校への行きやすさを考えました。他の薬科大学は2時間前後かかる所がほとんどで、通ううちに通学が困難になってしまう可能性を考えて、薬科大学の中でも1時間半かからない比較的近めの大学を選びました。2つ目は学校の歴史の長さです。この大学は薬科大学の中でも一番歴史の長い大学です。そのため、輩出している薬剤師の数も多く、実習のカリキュラムの充実ぶりや、就職時に有利になったりととても将来的にもメリットが多いと思いました。3つ目は学校の雰囲気です。オープンキャンパスに行った時に学生の落ち着いた雰囲気や、学業に積極的な雰囲気を感じ、自分に合った学校だと思いました。

大学で勉強していること

私自身まだ2年なのでそれまでに学んだことになりますが、1年時は比較的に基礎的な教科を勉強しました。化学、生物、物理、数学、英語など薬、医療を学んでいく上で土台となる基礎知識をつけるための勉強です。また、ラットの解剖や細胞の観察、クロマトグラフィーを利用した実習等を加えて、さらに理解を深めました。2年時には1年よりも少し医療的な内容も触れています。医療機器についてや、薬の薬理作用、副作用、漢方薬の効能や構成生薬についてなど、知識を蓄え、実習にて理解を深めました。

満足していること：学習システムが整っている

まずアドバイザー制度というものがあり、4～5人の学生に対して1人先生がつくという形をとっています。そうすることで、勉強の悩みを気軽に相談できる先生がいるという安心感があり、アドバイス等も貰えるのでとても有効的だと思います。また設備としては自習室が多いです。大学の図書館には自習できる席が設けられており、図書館の2階はすべて自習室になっています。また、他にも個別に自習室があり、テスト前には満席になります。自習室で真面目に勉強する人が多いので集中することができます。

不満に感じていること：大学滞在時間が長い

実習がある時は朝から晩まで学校にいる事になります。基本的に1限からのスタートでほぼ空きコマがありません。1年後期からは午後実習が入り、遅い人だと20時まで残ることもあり早くても18時終わりです。なので遠くから通学している学生はバイトがなかなかできず、苦学生には厳しい状況です。研究室に入り研究コースを選ぶとバイトする時間はないと言われていますし、朝9時に来て最終バスで帰る、の繰り返しになる研究室もあると聞いています。学ぶことが多いため仕方ないとは思うのですが、苦学生は辛いと思います。

東京薬科大学のおすすめ学部：薬学部

大学が単科大学なので薬学部か生命科学部しかありません。この大学の薬学部は比較的真面目な学生が多く、実習やゼミなども真面目に取り組んでいます。また、歴史が長いので就職時にも有利になるところもとても良いと思います。

東京薬科大学に通って良かった？

大学の授業が男女で分かれていることや、就職時に有利なところはとても良いと思います。また、体の仕組みや薬、病気など好きなことを思う存分勉強できる環境であるという面ではとても満足しています。ですが、朝毎日6時に起きて夜帰宅という日が続いていると精神的に辛い時があることと、勉強が忙しくアルバイトが出来なかったりと金銭面でも辛いことがあります。そのため良いと思う部分と悪いと思う部分が半分といったところになります。