岡山大学の評判・口コミ【文学部編】

志望理由

一般的な文学部ですと入学試験時から英文学学科、心理学学科など勉強するコースが決まっていることが多く、じっくり自身が学びたい分野を決めていきたいと思いました。そのため、1年次は興味のある分野の授業を受講でき、2年次から具体的なコース別に分かれる大学を希望していました。当初は大阪大学を志望していましたが、センター試験の結果に不安があったため、大阪大学と二次試験の記述内容が似ており、かつ問題形式がやや易しい岡山大学に決めました。

大学で勉強していること

1年次は教養の他に自身が興味のある分野の授業を幅広く受講しました。英文学、歴史、心理学、言語学などです。特に言語学ではオノマトペや文字を数学的に認識することを学び、普段使用している言葉が持つ意味を考えさせられました。最終的には日本文学コースに進みましたが、日本文学も近代/明治/平安など小分化されており、時代が違えば作風も違うので刺激になりました。卒業論文時期では図書館やゼミナールで勉強し、互いに励まし合いながら邁進しました。

満足していること：図書館の設備が整っている

図書館が改修工事されたことで、近代的な外観で大学を象徴するアイテムとなっていました。夜23時まで開いているため、アルバイト後でも図書館で勉強することができました。館内には複数のミーティングルームやパソコンスペースがあり、ただ本を読むだけでなく憩いの場になっていました。医学部系が集まる鹿田キャンパスでは23時以降も開館していたそうです。館内に希望の本がない場合でも、近くのノートルダム清心女子大学と提携しており、そちらの本も借りることができました。

不満に感じていること：構内が広い

総合キャンパスであるため、あらゆる学部が集結しています。そのため、1年次は教養を学ぶ建物と専門を学ぶ建物を行き来する必要がありました。しかし、構内に車道が通っているぐらいに広く、徒歩での移動はほぼ不可能です。自転車で移動するため、キャンパス内には雑多に置かれた自転車が多かったり、盗難が発生したりと問題がありました。また、理系学部は実習や研究室の関係もあり、広々とフィールドスパースが取られていましたが、文系は文学部・法学部・経済学が一つの建物に固められていました。

岡山大学のおすすめ学部：教育学部

教育学部には社交的な方が多く、実習や研究室を通して他の学部に比べて家族のような繋がりを持っていました。将来的には子供を相手にする職ですので、勉強以外にも旅行やスポーツ、アルバイトなどで見聞を広げている方が多く、その姿は人間的な魅了も向上させていました。

岡山大学に通って良かった？

総合学部のキャンパスのため、全く異なる勉強をしている人が周りにたくさんいます。そのため、固定概念に囚われず幅広い思考を育むことができました。また、人が多いということは繋がりが強い人とは最後まで強く、逆に薄い人はあっという間に離れていくことを示しています。人間関係に悩んだとしても閉鎖空間にいるわけではないので、自分の楽なスタイルを取ることができます。周囲に学生向けの物件や店舗、新幹線が通る駅もあるので、生活する上でも不便がなく心地いい学生生活を過ごせました。