麻布大学の評判・口コミ【獣医学部編】

麻布大学の特徴

大学に入ると目の前には馬場（馬の運動場）があり、毎朝馬術部が活動していて障害物を飛ぶ姿などを見ることができます。近所の保育園の子供達がよく見に来ています。学園祭の際には餌やりや乗馬体験ができます。研究室では震災で飼い主が見つからなくなってしまった犬を保護していたり、オオサンショウウオやウーパールーパーを飼育しているところもあります。キャンパス内には動物病院があるので犬をよくみます。動物管理区域ではブタ、馬、牛、ひつじがいます。動物用の手術室もあり、競馬場でケガをした馬などが運ばれてくることもあります。東京オリンピックでもケガをした馬がいた場合にはサポートすることが決まっています。

志望理由

もともと馬が好きで馬術部がある大学に入りたかったからです。自分の家の近くには麻布大学の他に日本獣医生命科学大学、東京農工大学がありましたが、オープンキャンパスで得た印象と、「馬を学びたいなら麻布大学に行きなさい」と日本獣医生命科学大学の先生に言われたので、麻布大学に進学しました。田舎にあるキャンパスですが、逆にその環境の方が学びに集中できると思いました。

大学で勉強していること

動物についてが基本ですが、外国語（フランス語、スペイン語、英語）も学びますし、夏休みには牧場実習に行きました。実習ではヤギや馬の解剖をはじめ、障害者乗馬のプログラムの実践、犬はヒトの声や表情を見分けられるのかといった事を行いました。牧場実習では静岡の富士宮市にある牧場や東大牧場に行き、一週間ほど寝泊まりをして酪農について学びました。

満足していること：施設が充実している

図書館には普通の図書館にはない動物関連の本が多くあるので、卒論や自分が知りたいと思っていることを調べるのに大変便利です。テスト期間は机が学生で埋まってしまいますが、他にも『いちょう』という食堂の建物に机がたくさんあるので、自習スペースに困ることはあまりありません。獣医学部棟、環境学部棟、それぞれに高額な機械が多くあるので、研究室に入ってからはより充実した学生生活を送れるかと思います。大学入り口にある博物館には相模原市のオススメスポットとして取り上げられるほど価値あるものが展示されています。

不満に感じていること：臭い

自分たちは大学に通い慣れてしまっているのであまり感じませんが、近所の方々や初めて大学に来られた方からは臭いという声をよく耳にします。特に夏場は強烈らしいです。ウマや牛の堆肥所があったり、とにかく大学内に動物がたくさんいるので仕方がないことだと思いますが、近隣の皆さんには大変申し訳ないです。個人的には、獣医学部棟に入った際に若干ラットの臭いがキツいかなと思うくらいですが、通っているうちに慣れてしまうので、これから入学を考えている方はこの辺のことはあまり気にしなくていいと思います。

麻布大学のおすすめ学部：獣医学部

獣医になりたいという方にはおすすめです。町田からも近く比較的アクセスはいいと思います。特に馬の獣医になりたい方は関東圏では麻布大学が一番良いかと思います。実習用の馬もいますし、著名な先生もいて、その先生の研究室に入ればより貴重な時間を過ごすことができると思います。

麻布大学に通って良かった？

自分はもともと馬術部に入りたいと思っていたので、馬術部のある麻布大学で四年間を過ごすことができて良かったです。活動時間は朝6時からなので他の学生からは敬遠されがちですが、その分、かけがえのないものを得ることができます。馬に乗れるようになることはもちろん、人間としても大きく成長できる部活です。部活のルールも令和という時代になり、昭和感はどんどん薄れていっているので、まずは体験入部をおすすめします。