東京都立大学の評判・口コミ【法学部編】

東京都立大学の特徴

東京都立大学のメインキャンパスは八王子市にあるため、都会の喧騒から離れ、伸び伸びとした雰囲気で学ぶことができます。東京都立大学の南大沢キャンパスの魅力は徒歩2分圏内にアウトレットモールを擁している所です。南大沢駅を降りて目の前に広がるアウトレットモールを抜けて大学に通うため、学生も多く利用して大変賑わっています。大学近辺には映画館やファストフード店も多く、家族連れも多く見られます。そんな都会っぽさもある一方、大学構内には緑豊かな公園や市民に開放されているカフェや図書館もあります。

志望理由

元々は早稲田大学が第一志望だったのですが、合格することができず、同じ受験科目で受験でき、更に国公立大学である東京都立大学を選びました。明治大学や立教大学にも合格したのですが、学費の面を考えて都立大学に進学することにしました。また、労働基準監督官になるのが目標で、そのためには法律を知っていると有利であると考え、法学部を選びました。

大学で勉強していること

法学部なので主に法律関係を学びます。その中でも日本憲法についてや企業法や行政法と、法律を多面的に学ぶことができます。法律だけでなく一年次は基礎教養を多く履修し、社会学や心理学、ファイナンシャルリテラシーなど学習分野は多岐に渡ります。英語の教育にも力を入れており、TOEIC試験対策講座の開講や留学生の積極的な受け入れなど、本格的に英語を学ぶ体制が充実しています。

満足していること：東京都が支援している

都立なので東京都がバックアップしており、留学体制や就職体制が整っています。都立大の学生は2020年の東京オリンピックのボランティアに参加することが決定しており、都と大学が相互に支え合うような形になっています。2020年から首都大学東京という名称から東京都立大学に変わることで、より公立の大学であることが強調されます。地方の公立大学の校舎は古いものであることが多いのですが、都立大学は都の支援による綺麗な校舎を持っていることも良いと思います。

不満に感じていること：知名度が低い

元々「東京都立大学」という名前だったのですが、2005年に石原都知事によって首都大学東京という名称に変更されました。都立大学は知名度が高くネームバリューもあったのですが、大学名の改称で就活で知名度が低いが故に門前払いをくらった先輩がいらっしゃったと聞きました。ですが、この度、2020年4月より東京都立大学という名前に戻りました。そこで少しでもネームバリューが復活することを願います。また、東京都立大前駅という駅があるのですが、まったくもって最寄りではなくて紛らわしいので勘弁して欲しいです。

東京都立大学のおすすめ学部：法学部

東京都立大学の法学部は3教科受験であり、難関私立校との併願に適しています。私は実際に早稲田大学の法学部が第一志望であり、同じ科目で受けられる都立大学を受験しました。法曹コースの設置など、弁護士や検察官になりたい人の支援体制が大変充実しているのが魅力です。

東京都立大学に通って良かった？

他の大学に入った友人と比較しても忙しすぎず、学業とサークル、そしてアルバイトとの両立がうまくできていると思います。先生や先輩方もみんな親切で、わかりやすく丁寧な指導をしてくださります。また、私は地方の出身なので、都会の喧騒から離れた緑が豊かな八王子市で伸び伸びと自由に学べることも大変嬉しいです。