東北公益文科大学の評判・口コミ【公益学部編】

東北公益文科大学の特徴

公益という抽象的な言葉、概念をどう捉えるか、どう考えるかを研究する日本では唯一の大学です。現代公益論などの他の大学には見られないような講義があったり、地域にどう貢献できるかを重視した地域の文化に関する講義やフィールドワークがあったりと、これも他にはない点だと思います。学科も公益学科のみ、大学院では公益学の博士や修士を取得することができるという、少し異様な大学にも見えますがそこもまた魅力です。

志望理由

元々は国立大学を志望していたのですが、前期・後期ともに落ちてしまいました。センター利用試験を受けたところ特待生となり、学費が半額になったため選びました。文系であればどこでもよいという認識だったので、学部や学科に対するこだわりはほとんどありませんでした。

大学で勉強していること

学部名通り、公益に関する勉強や法律、語学、プログラミングなどを幅広く勉強しました。プログラミングの言語はRuby、語学は主に英語です。2年次より選べるコースに則って法律や行政の勉強を主に行いました。具体的には民法や憲法、政治学などのいわゆる文系の固い講義が多かったです。他にも地方の大学ということもあり、地域に貢献するような講義を受けることもありました。

満足していること：学べることが多い

語学はもちろん、プログラミングや法律、福祉など、単一学部学科の私立大学の中では非常に幅広く勉強ができる大学です。幅広く学べることに加え、プログラミングなどの情報系に特化したコース、福祉に特化したコースがあり、大学に入ってから、もしくは入る前から専門的な勉強がしたい方にはお勧めです。留学にも力を入れており、中国やアメリカ、オーストラリア、他にもヨーロッパ諸国など、費用もあまりかからない留学プログラムがあります。

不満に感じていること：立地が悪い

大学がそもそも山形県のはずれにあること、そして栄えている場所ではなく沿岸に近い位置にあることなど、特に交通面に関して非常に不便に感じることがあります。最上川の上を走る長い橋を渡らないとアルバイトもなかなかできない状況なので、基本的には車での移動が必要になります、冬は暴風雪などで足下が悪いので、自転車での移動には無理があります。大学の立地、それに伴う交通手段の確保が一番不満に感じるところです。

東北公益文科大学のおすすめ学部：公益学部

そもそも学部が一つしかないのでおすすめのしようがないのですが、公益学部です。公益という普段はあまり聞き慣れない言葉、概念を切り口として様々な角度から公益を考える学部です。とはいえ、公益に関することだけを扱っているわけではありません。

東北公益文科大学に通って良かった？

立地やいわゆる大学のブランドなどがよくないこと、もっと上のレベルの大学に行くこともできたため、学費で選んでしまったことに関して後悔があるからです。ゼミや友人関係、アルバイトなどは楽しくできていたためプラスマイナスゼロかとも考えましたが、大学名を言うと「それどこにあるの？」と聞かれたりなど、やはりマイナスな要素が多いです。