お茶の水女子大学の評判・口コミ【文教育学部編】

志望理由

学校選びの決め手になったのは東京でキャンパスライフができることでした。家の経済状況から国立大学に進学しようと考えていたので、東京の国立大学で自分の偏差値でいける最高の大学という事で選びました。学部を選んだ理由は日本文学に興味があり、文学の批評理論について学びたいと思ったからです。イギリス文学やアメリカ文学にも興味があったので、専門の言語圏以外の文学について勉強できる点にも惹かれました。

大学で勉強していること

英語圏の文学について学んでいます。元々日本文学を学ぼうと思い入学しましたが、授業を受ける内に自分が本当に興味があったのは文学批評論だと感じました。英語圏の先生が担当されている授業の方が自分に合っていたので英米文学に方向転換しました。今はシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の講読の授業がとても楽しいです。また、私の所属するコースは卒業論文を英語で書かなければならないので、ライティング技術磨きも自主的にしています。

満足していること：良い先生が多く、学生サポートが充実している

私の所属する学科では言語圏ごとに分かれたコースの中で担任の先生がいます。担任の先生だけでなく、コース内の先生方にも相談することができます。私は1年生の時、なかなか大学に馴染めず、授業も休みがちでした。そんな時、様子を気にしてくれた担任の先生に面談をしてもらい、立ち直ることができました。また、『ピア・サポート』という学部の先輩による履修相談のグループ、学生相談室、学生による『LaLa tips』というサービスなど、困った時に頼ることができる環境がとても充実しています。

不満に感じていること：生徒への情報共有が遅い

新型コロナウイルス感染拡大の状況下、授業がオンラインなのか対面で行うのか、授業開始のギリギリまで分からなかった事がありました。当時、東京が危ないと言うことで地元に帰省していたので、東京に戻るべきかそれとも地元に残るべきか分からず、困ってしまいました。課題も一週間前になって急に提出するように言われることもあり、元々の予定や他の授業課題もこなさなければならないので寝不足の日が続きます。あまりにも緊急な事でない限り、一ヶ月前には情報を共有してほしいです。

お茶の水女子大学のおすすめ学部：生活科学部

お茶の水女子大学にしかない学部です。家庭科の先生が有名で、日本の家庭科の教科書にはかなりの割合でお茶の水女子大学の生活科学部の教授が編纂に関わっていることが多いと思います。家庭科を学ぶ授業ももちろん良いですが、他にも生活に関わる法律経済を学ぶ授業、食物栄養と関連して化学を勉強できる授業があります。授業の幅がとても幅広く、教養が深まる良い学部です。

お茶の水女子大学に通って良かった？

生徒数が少ない分、先生と生徒の距離はとても近く、授業も15～30人程度が多いです。大学に馴染めなかった時に先生に救ってもらったり、授業に関する質問に快く対応してもらえたり、どうしても課題が間に合わない場合は先生に直接交渉すれば待ってもらえることもあったり、といった経験をすることができました。