奈良教育大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

家から近い国立大学だったからです。英語教師になりたいという夢があったから、教育学部の英語教育専修がぴったりだと思って受験しました。少人数規模の大学なので教授との距離も近く、質の高い勉強が出来ると聞いていたのも大きな理由です。私の場合は部活動やサークルなどは入学前にはあまり考慮していませんでした。

大学で勉強していること

最初の2年間は主に教育に関すること、英語に関することを分けて学んでいきました。教育では日本国憲法、学習指導要領、キャリア教育、道徳教育、生徒指導、特別活動指導など、英語では英会話、コミュニケーション、英文学、英語学、音声学などを学びました。後半の２年で二つを融合した英語教育について、教育実習や模擬授業をこなしながら実践的に学びました。

満足していること：質の高い学びを受けられる

大学の講義や教育実習などで得られた学びと経験には本当に満足しています。少人数制の講義の中で、プレゼンテーションや模擬授業、グループワークやペアワークなど、コミュニカティブでインタラクティブなたくさんの経験が得られました。人前で喋ったり周りの人とうまくコミュニケーションを取りながら話を進めていく自信が付きました。実践的に学べたと感じています。また、クラスが少人数なので教授にすぐに質問できるところも大きな利点です。

不満に感じていること：交換留学協定校が少ない

私は英語圏の大学への交換留学を希望していたのですが、英語圏の協定校はアメリカに2校しかありませんでした。その他はアジア圏やヨーロッパ圏（英語が公用語ではない場所）しかありませんでした。アメリカも治安が不安だったので結局大学の協定校留学制度は利用せず、休学して私費でオーストラリアに留学しました。カナダやオーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどの大学にも協定校があれば、もっと色んな人が留学するチャンスを得られたのではないかと思います。

奈良教育大学のおすすめ学部：教育学部

うちの大学でユニークなのは「板書指導」です。どのように黒板に綺麗にバランスよく板書できるか、板書はどのように計画すべきか、見やすく書けるか、様々な方法を板書指導実践の授業で教えてもらうことが出来ます。

奈良教育大学に通って良かった？

私の場合、大学のロケーションがとにかく大好きでした。奈良公園が近いので、キャンパス内を鹿が歩き回っている姿が当たり前のように見られ、東大寺や春日大社にも徒歩で行けてしまいます。他府県から来ている学生も多いですが、皆卒業する頃には奈良が大好きになっていました。この大学に来て奈良愛をさらに深めることが出来て良かったと感じています。