奈良教育大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

英語について勉強したいという自分の夢と、センター試験の結果を照らし合わせた結果、偏差値的に奈良教育大学が適当であったからです。大学は少人数体制の授業が多く、受け身の授業ではなく自らも参加するようなアクティブラーニングが主体となっています。教育大学ですから、教師になりたい学生がほとんどです。地域の人と関わる機会も多く、とても恵まれた環境であると言えます。しかし私大とは雲泥の差で、学生生活が煌びやかさとは正反対に位置すると思われます。

大学で勉強していること

教育大学らしく各専門教科に加え、児童、生徒の発達段階やそれに相応しい教育のあり方を学びます。また、人の前に立って物事を話す姿勢も、沢山のプレゼンテーションやスピーチテストから学ぶ事ができます。教師になった時に必要なスキルである、黒板に字を書く事、そのための板書指導の授業も行われています。もちろん教師になると授業以外にも、修学旅行や、保護者対応、部活動指導、生徒指導など多くの仕事をこなさないといけません。そのための、授業、指導も大学で行われています。

満足していること：小規模で絆が深まる

日本で2番目に小さな大学と言われるだけあって本当に小さいです。そのため学生の数も少なく、1つの専修に10人程度しかいません。授業も私大とは違い小規模授業です。そのおかげで、講義を聞くだけでなく学生参加型のアクティブな授業が展開されています。教授との距離も近く、学生同士も絆が深くみんなで助け合いながら努力できる環境が整っていると言うことができます。奈良の文化に触れる機会も沢山設けられており、有意義な時間を過ごすことができます。

不満に感じていること：古い、真面目すぎる

学生は教師になるために日々努力しています。もちろん、これはとても良いことで評価されることであるのですが、大学生の醍醐味である、遊び、とはかけ離れた生活を送らざるを得ません。遊びたくても、少しハメを外したくても、周りに同じような考えを持つ学生が少ないため難しいかもしれません。また、奈良は大阪と比べて遊ぶような場所が少ないことも理由に挙げられます。そのため他大学に通っている友達が遊んでいたり、楽しそうにしている姿をみると憧れてしまう学生も少数人いると思われます。

奈良教育大学のおすすめ学部：英語教育専修

英語はこれから必須になってきます。英語が話せるということで多くの利点があります。もし大学に入った後に、教師には向いていなかったと気付いても、英語教育専修なら教師以外の職を探すことができます。なぜなら英語が使えるということは大きな武器だからです。

奈良教育大学に通って良かった？

奈良教育大学は、当たり前ですが教師を目指す学生が集まる大学です。そのため大半の学生は教師という職業に熱い夢を持っており、日々努力しています。しかし、私のような教師になるかどうか決めていない学生は肩身が狭いのです。授業も教師になるための内容であるため、興味関心がない学生、または、大学に入学した後違う職業につきたいと思うようになった学生にとって、意味のある授業とは言い難いです。ですが教授も学生も良い人ばかりで楽しい学生生活が送れていると思います。