信州大学の評判・口コミ【人文学部編】

志望理由

奨学金が貰える、ということが志望理由でした。心理学を学べる大学を地元に限らず探していました。その際、この大学では地元の人で20名（25かもしれません）まで、40万円の奨学金を貰える制度があることを知りました。家が裕福ではなかったので最終的にはそれが決定打となり、大学を決めました。受験については、センターで自分の得意な3教科を選べました。前期日程の2次試験は英語と小論文が重要なので、それだけ練習していれば良いと思います。難易度は比較的低いような気がしました。

大学で勉強していること

心理学を学びたいと思っていたので心理学を専攻しました。信州大学では1年次の終わりに学びたいコースを選び、コースの先生と面談をして2年次から何を学ぶか決定する制度があります。心理学や近隣学問のコース、歴史学のコースなどは人気で、たまに面接に落ち、コースに行けない人もいます。コースごとに学び方や学ぶことは違いますが、論文や古文を読んで発表資料にして発表ということは概ねどこのコースでもやっている印象です。

満足していること：自然が多い

外にいればどこにいても木が目に入るというくらい緑の多い学校です。キャンパスにもよりますが、松本キャンパスでは桜の木が多いので春には桜、秋には紅葉と、観光地に行かなくてもそれなりに美しい景色が見られます。田舎ならではという感じです。キャンパス自体は道路に面していますし、学部によっては少し道路に近いところもありますが、木に囲まれているので基本的に静かです。比較的道路に近い中央図書館でも車の音が気になったことはありません。そもそも、あまり車が通ってないというのもあるかもしれませんが……。

不満に感じていること：周辺環境が不便

大学の周りは学生向けの不動産屋、コンビニ、食べ物屋さんが数件、というくらいで他には何もありません。勉学に集中できるという点ではメリットかもしれませんが、一番近い駅である松本駅に行くだけでも徒歩50分です。バスもありますが、1限出席の際は信州大学生でバスが溢れて、乗れたらラッキー、乗れても不快であまりいいものではありません。自転車も走る道がなく、その上、学校で自転車を利用している人は危険な運転する人が多いのでとても怖いです。それでも移動しないと周りには何もないので、欲しいものが近隣にない場合は苦労します。

信州大学のおすすめ学部：医学部

他の学部で学んだことがないので、自分の学部を覗いた中で最も特別な感じがする学部を選びました。医学部は忙しいので、独自にそれを慮るようなサークルを持っています。また、正門から一番近いのも医学部です。医学書専用の書店も近くにありますし、大学で自己紹介する時に医学部と言うと、ほとんどの確率で「凄い‼」と言われます（私も言ってしまいます）。それ故にやはり忙しそうですし、受験の難易度も私の学部とは比にならないとは思いますが……｡

信州大学に通って良かった？

大学に入ってから新しい考え方ができるようになったと思いますし、やっぱり新しい友達ができたのも嬉しいです。信州大学は県外の人が6～7割いて、色んな人がいるなぁと楽しく感じます。夏休みなどの長い休みで実家に帰省してしまう人も多いので遊べない人もいるのですが、それでも仲良くなれて良かったと思います。施設も基本広く、先生方も一部を除いて優しいので、のびのびとしたキャンパスライフを送れるのではないでしょうか。