國學院大学の評判・口コミ【神道文化学部編】

志望理由

子供の頃から「神主」という職業に憧れており、免許を取るには大学か養成所を出なくてはいけないことを知りました。都会に出てみたいという気持ちもあったのでこの大学を選びました。恥ずかしながら勉強はあまりできる方ではなかったのでAOを利用して受験しました。得意分野に特化して受験することができたので、特に何の心配もせずに合格発表を待った記憶があります。

大学で勉強していること

日本の歴史や神社の事、古文読解などの基本について学ぶのはもちろん、神主としていざ神社に奉職した時に即戦力になれるよう、祭式作法や祝詞作文、雅楽などの実践的なことも多く学びました。また、2回生の夏からは指定された神社での泊まり込みの研修などもあり、神道精神が体の隅々に行き渡るよう徹底的に叩き込まれました。

満足していること：資史料が豊富

國學院大学の図書館は全国的にみても蔵書量が豊富で質の高いものが揃っているらしいです。実際に私がレポートなどの資史料集めで利用した際も、欲しい情報は簡単に見つかり、不便に感じたことはなかったと思います。また、キャンパス内には博物館があり、「考古ゾーン」「神道ゾーン」「校史ゾーン」に分けられ、それぞれ豊富な展示料を誇ります。学生が勉強するのに訪れるのはもちろん、一般の方々にも公開されていて非常に良い施設だと思いました。

不満に感じていること：キャンパスが狭い

敷地が非常に狭く、学生の憩いの場はほとんどありません。横に狭い分、縦に長く、エレベーターなどの設備は揃っているので移動自体を苦痛に感じることは少ないですが、元気な若者にとっては少し物足りないものであると感じます。また、敷地は道路を挟んで3区画に分かれており、車の交通もそれなりにあったので、急いでいる時などは事故のリスクもあり得るのかなと感じます。狭いからなのかは分かりませんが、学祭も規模を大きくできず、少し盛り上がりに欠けるようなものであったと思います。

國學院大学のおすすめ学部：文学部

國學院大学の文学部は他の学部と比べても、文学部としてもなかなかレベルが高いようですので、質の良い講義を受けられるかと思います。文学の資史料も非常に豊富なようですので、勉学の意欲のある方にとっては申し分ないのではないかと思います。

國學院大学に通って良かった？

神職の免許を取るためという明確な目標があったので勉学については積極的に取り組めましたし、質も高くてよかったと思います。渋谷という若者の街に大学があったおかげで、学校帰りや休日もとにかく遊びの面でも困ることはありませんでした。不満が全くないとは言えませんが、4年間とても楽しく充実した生活を送れたと思っています。