大阪大学の評判・口コミ【法学部編】

志望理由

国際貢献をしたく、国際連合で就職したいと思い、志望しました。高校時代、当初は違う大学の文系学部を受験したのですが失敗し、進路を考え直しました。大阪大学法学部には国際公共政策学科があり、学科長が国連で活躍する経験を持つ人だったので、この学科で学びたいを思いました。学科では法律、政治学、経済学をメインに学び、国際機関で通用する人材育成に注力していました。

大学で勉強していること

法律、政治学、経済学を主に学びました。法律は刑法、民法、政治学は国際政治や安全保障、経済学はミクロ経済学、マクロ経済学を履修しました。特に法律部門では国際法のゼミに入り、日本の安全保障をテーマにレポートを作成したり、プレゼンしたりするスキルや経験を得られました。英語で書かれた資料や論文を読むことも多かったので英語の勉強にもなりました。

満足していること：留学制度

豊富な留学や海外研修の機会がありました。特に、学校から補助金が出るプログラムにいくつか応募しました。まずは、米国ボストンに2週間研修し、現地の大学生や研究生と交流するプログラムに参加しました。翌年にはデンマークのコペンハーゲン大学に交換留学に行きました。そこでは単位互換性だったので、現地で法律や政治学に関わる科目を履修し、卒業単位に組み入れられました。さらに、英国ロンドンに行き、現地の大学生とアントレプレナーシップについてワークショップやフィールドトリップをしながらアイデアをビジネス化に持っていくプロセスを経験できました。

不満に感じていること：座学が多い

大学の授業は座学が多く、実践的な内容が少なかったです。教科書を買い、それに沿って授業が進みますが、他の学生との交流や先生との意見交換の場が少なく、勉強していることについて主体的に考える機会が少なかったです。学んでいることが実際の社会でどう生かされるのか、当時の自分が身をもって知れるような仕掛けがあれば良かったと思います。卒業して初めて生活における法律がどれほど重要なのか、国が運営される仕組みに触れたりすることが多かったので、学生時代にもう少し実践的な学びができれば良かったと感じます。

大阪大学のおすすめ学部：工学部

工学部や工学研究科では世界最先端の研究に触れられると思います。学生時代には全く意識したことがありませんでしたが、社会に出て、仕事で母校の工学系の研究内容が優れていると耳にすることが多いです。若い時からモチベーションが上がる学部だと思います。

大阪大学に通って良かった？

大学で学びたいテーマを勉強できました。留学や海外研修の機会を豊富に得られただけでなく、就職やインターンシップに関するサポートも厚かったです。何より、サークルや部活動、同じ学科の同級生と交流する機会が多かったことが一番の思い出です。部活動はハンドボールやESSに取り組み、サークルはアカペラをしました。忙しい毎日でしたが、飽きやすい自分にとっては多くのことをこなしていく方が合っていたと思います。