広島大学の評判・口コミ【総合科学部編】

志望理由

後期試験で受験ができる大学のうち、応用言語学が学べる学部がそこまで多くなかったからです。それが学べるということを前提にしたうえで、共通テストと面接の得点配分が1500：200と、共通テストの点だけでほぼ合格が決まっているような得点配分だったため、100%受かることが分かっていました。他の大学で後期試験で受験でき、かつ応用言語学ができる学部は全て小論文を課しており、得点配分を見ると小論文の点数で逆転される可能性が大いにあったため受験しませんでした。

大学で勉強していること

現在は1年生のため、教養科目くらいしか学習していません。私が履修したのは心理学や社会福祉の問題、健康スポーツ科目などで、この学部特有の授業というと文理融合とは何か、総合科学とはどうあるべきかということをオムニバス形式で学ぶ授業くらいです。また、広島大学1年生は「平和科目」という授業が必修となっており、現在の社会問題や戦争の歴史などと絡めて平和について考える授業がありました。

満足していること：食堂が5か所ある

広島大学は非常に敷地が広いため、食堂が5か所もあります。理学部の近く、教育学部の近く、総合科学部の近く、工学部の近く、生物生産学部の近くの5つです。どれも生協が運営している食堂ではありますが、提供されているメニューがそれぞれの食堂で若干異なります。具体的には、教育学部の近くの食堂はサラダの種類が多く、工学部の近くの食堂は焼きそば・焼うどんなどの他の食堂では見られないメニューを提供しており、工学部の近くの食堂はパンの種類が豊富です。また、食堂内の広さやおかずと麺類などの配置も異なっているため、それぞれの良さを楽しむことができます。

不満に感じていること：キャンパスの立地が悪い

国立大学としては珍しく、県庁所在地に大学がありません。東広島市にあるのですが、ここは大学が東広島市に移転するにあたって山を切り崩して開発された土地らしく、大学周辺にはあまりお店がありません。ブールバールという長い坂道を超えると市の中心部に行くことができますが、そこまでの坂が本当に長くて急です。また、バスの本数も少ないので就活の際に大変困るという話をしばしば聞きます。東広島市から広島市へ行くだけでも、大学から駅までバスで20分以上、さらに広島駅まで電車で40分以上かかり、とにかく立地が不便です。

広島大学のおすすめ学部：医学部

医学部・薬学部・歯学部といった医療系の学部はその他の学部と異なり、広島市にあるので大変立地がよいです。そのうえ、広島大学医学部は以前から続く歴史のある学部であるので難易度も非常に高く、設備も充実しており、とてもよい環境が整っていると思います。

広島大学に通って良かった？

そもそも前期試験での受験に失敗して入学したので、入学当初から毎日この学校をやめたいと思い続けてきました。立地が非常に悪く、アルバイトも大学周辺で探すと非常に応募が殺到するため、5社以上落ちているという人がかなりいます。また、総合科学部総合科学科についても、1年生のうちはほぼ教養科目だけで埋め尽くされるため、やりたいことが明確に決まっている私にとっては非常に無駄な時間だと感じます。文理融合だからどんな科目も自由にとれると言われていますが、実際は自由にとれるというより、文系・理系それぞれでとらなければならない単位数が決まっているため「自由に履修することを強制されている」という感じです。とにかく毎日やめたいと思わせてくれる場所です。