國學院大學の評判・口コミ【人間開発学部編】

志望理由

現在通っている大学は第一希望大学の滑り止め校として受けました。同大学で文学部史学科を受験しましたが、落ちました。受けた理由としては将来教員になりたいためです。國學院大學は数多くの教員を排出していること、中学校のお世話になった先生の母校だったなどが挙げられます。私は2回目の補欠合格だったため、3月下旬に直接自宅に電話を頂き、入学手続きを行いました。

大学で勉強していること

初等教育学科は卒業単位を満たせば小学校教員免許が取得できるため、小学校教員に必要な基礎知識や教育法、教育史などを学びました。指導要領を読み解きながら実践映像等を用いて教育法を学び、各教科の指導案の書き方を知り、実際に書いてみる時間が多いように感じます。また、國學院大學は神道の大学のため、1年生前期授業では必修で神道を学びます。

満足していること：免許取得、教授

私は小学校教員免許の他に幼稚園教諭の免許、特別支援学校の教員免許、学校図書の資格を取得中です。特別支援学校の免許を取得できる大学は少ないため、この大学に入学してよかったなと思います。やはり小学校に行くと通常学級でも特別なニーズがある児童も数人おり、特別支援の知識は必要だなと感じます。教授も元教員が多く、人格者が多いので親身になって相談にのってくれます。ゼミ室もオープンで「いつでも遊びに来てね」と言ってくれる教授がほとんどです。遊びに行くとお菓子をくれます。

不満に感じていること：英語学習

英語は大学1・2年の前期後期と授業が必修でありますが、3・4年は取らなくても卒業できます。英語の教員も私の知っている限り外部講師です。学年で5クラス程に分かれて授業を行いますが、日本人講師、外国人講師と当たり外れがあり、クラスによってやることは全く違います。リモート授業期間の話ですが、私のクラスは外国人講師で学期末にはスピーチテストがありましたが、友達のクラスでは日本人講師で教科書を呼んで課題を提出するだけだったそうです。近年、小学校の低学年から英語の授業が導入されています。教員の卵である私たちはこのような授業で大丈夫なのだろうかと心配になります。

國學院大學のおすすめ学部：人間開発学部

小学校教員を心から目指すなら人間開発学部をおすすめします。どの大学よりも教授との距離が近く、何か困ったことや進路に悩んだ時はすぐに相談しに行けます。また、教育実習も3年生で行うため、残りの1年間で『本当に自分は教員に向いているのだろうか』と考えることもできます。

國學院大學に通って良かった？

学生も優しく思い遣りのあるばかりです。1学年100人程度しかいないのでほとんど顔見知りで、何か突発的にグループを組まないといけないなんてことがあっても嫌な顔せず一緒に協力してくれます。また、入学してすぐに男女混合10人程度のクラスが組まれ、1クラスに1人教授が付きます。そこでコミュニティができ、相談しやすい仲間ができます。これは國學院大學というよりも人間開発学部初等教育学科の特徴です。