新潟薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

志望理由

化学が好きで、中学・高校と化学を選択してきました。高校卒業後、さらに化学を極めたいと思い、生涯化学に関わる仕事である薬剤師になれる薬科大学を選択しました。自分は一人っ子で一人暮らしを考えてはおらず、学力も高くないので近隣の県の国公立を諦めてこの大学を受験しました。受験した結果、見事に合格しまして入学を決めました。

大学で勉強していること

薬に関する本格的な勉強は3年生からで、1・2年生の時は薬を理解するのに必要な前提知識を勉強する授業でした。例えば、人間の体の構造や体の働き、化学式からどういう作用点、どういう性質を持ち、どういう反応が行われるなどの授業がとても多かったです。3年生以上では薬に関して学び、薬の効き方、薬の副作用、適応など幅広く学びます。

満足していること：勉強する環境が整っている

勉強する環境は整っています。例えば、図書館ではたくさんの薬学に精通する本があり、分からない箇所があれば積極的に調べものをして答えを探すことができました。『学習チューター制度』は試験を受けて合格した学生が学生に教える取り組みで、教える学生にもメリットがある制度です。先生には恥ずかしくて聞けない人にはとても良い制度だと思います。事実、学生間のやり取りなので先生よりも話しやすく、分からない箇所も聞きやすいので成績が上がったと聞きしました。このように勉強する環境は整っていると思います。

不満に感じていること：学費の用途を示していない

私立の薬科大学ですので学費はかなり高いと思います。実験道具や設備維持費などでたくさんのお金がかかることはよく分かりますが、しっかりと学費を何にいくら使っているのかを細かく公開して欲しいです。保護者から「こんなに高い学費を何に使っているのか」という意見もあります。コロナ禍では遠隔授業が行われ、一人5万円が支給されたのですが、家にインターネット環境が揃っていない人は5万円をもらったところで足りないので焼け石に水だと感じました。もう少し額を増やして欲しかったです。

新潟薬科大学のおすすめ学部：応用生命化学部

食品に関することを深く学びます。食品に含まれている物質の性質、化学式からどういうことが考えられるなど、食品について化学的な視点で学ぶ学部です。将来は管理栄養士など食に携わる仕事に就けるため、患者の栄養管理など社会に深く携われる仕事だと思います。

新潟薬科大学に通って良かった？

勉強する環境はもちろん、今はコロナ禍で行われていないのですが、サークル活動がとても盛んで数々の賞を受賞しています。先輩に過去問を譲ってもらうことで試験も合格しやすくなるため、サークルに入ることをお勧めします。あとは、『健康セミナー』という地域住民の方に病気に関する授業を行い、地域全体で健康になる活動も行っています。自分達も勉強になりますし、地域の方にお礼の言葉などをたくさんいただくことで勉強する意味を理解できます。自分達の仕事は社会の人を幸せにする活動だと思えるので、この大学に通ってよかったです。