京都大学の評判・口コミ【医学部編】

志望理由

『特色入試』という総合型入試で合格し、入学しました。特色入試は合格人数も過去問も少なく、対策はとても大変でした。母親の実家が京都にあるため、小さい頃から大学で京都に来たいとずっと思っていました。また、家族の病気がきっかけで看護師を志すようになり、全国のなかでも最先端技術を学ぶことができる環境が整っている京都大学に進学しました。

大学で勉強していること

私は学部1年生なので専門的な医療についてはまだ学んでいません。1年生のうちは一般教養科目を取ります。文系科目・理系科目のなかで自分の興味のある講義を受講することができます。第二言語も全学部必修で、中国語やフランス語などの他、他大学では珍しいアラビア語を選択することもできます。夏休み中に初めての病院実習がありますが、今年はコロナの影響でオンライン実習となってしまいました。

満足していること：施設・ゼミ・サークルが充実している

医療系の施設だと京大病院の他にがん免疫総合研究センター、ゲノム医学センターなど多くの医療系施設が充実しています。また、図書館や資料室も数十個あり、自主的に学ぶ体制が整っています。山中伸弥教授など有名な教授の方も多く在籍していらっしゃり、貴重な講義を聞く機会もとても多いです。学生が集まる食堂は4ヶ所もあり、他にもカフェなどがあります。サークル活動も充実しており、その数はおよそ90に及びます。大学4年生になるとゼミに所属し、研究をします。

不満に感じていること：建物が古い

国公立大学なので多少は仕方ないと思いますが、建物があまり綺麗ではありません。古い建物も多く、虫も出ます。以前、私は女子トイレでムカデに噛まれたことがありました。新しく綺麗な建物もありますが、新しい物を作るよりかは古い建物のなかを綺麗にして欲しいと思います。また、学部によっても建物の綺麗さが違います。農学部や薬学部の建物は比較的新しく綺麗なのですが、人間健康科学科の建物はとても古く、中もあまり日が当たらず暗い印象を受けます。

京都大学のおすすめ学部：医学部 人間健康科学科

この学科は先端看護コース・理学療法コース・作業療法コース・総合医療コースに分かれており、2年時に選択することができるようになっています。入学してから自分のなりたい医療系の仕事を見つける時間があるところが魅力だと思います。

京都大学に通って良かった？

とりあえず、難関大学としてほとんどの人が名前を知っているからです。人に大学はどこかと聞かれた時、自信を持って答えることができます。また、出身大学や履歴書に書く時にも損になることはまずありません。さらには全国各地から学生が集まっているため、新しい出会いがたくさんあり、自分の視野を広げることができます。