三重大学の評判・口コミ【工学部編】

志望理由

小学生の頃から化学、特に化学実験が好きで、その道に進みたいと思い、前期日程で大阪市立大学の理学部を受験しましたが落ちました。そこで家から通える範囲にある大学で化学を学べる工学部の分子素材工学科を受験し、無事合格しました。後期日程は化学しか受験科目がなかったので、範囲を絞って勉強しやすかったと言えます。工学部と理学部は学ぶ目的が違うとは言いますが、私と致しましては化学が学べればどちらでもよかったです。

大学で勉強していること

英語やドイツ語といった一般教養科目が必修科目となっていました。専門的なものと致しましては、有機化学、無機化学、生物化学、物理化学というように化学全般に関して幅広く学びました。高校は生物を選択していなかったので生物化学を学ぶのは少々大変でした。有機化学と無機化学は一般的に化学のイメージ通りですが、生物化学と物理化学は化学と名前がついていますが実質生物と物理でした。

満足していること：キャンパスが綺麗

最近、改築などがされて主に一般教養科目でよく使う建物が綺麗になりました。人文学部と医学部は建物内に入ったことがないので存じ上げないのですが、私が所属している工学部を除いて全体的に建物が綺麗なキャンパスです。キャンパスの面積が広いため、移動には自転車があると便利です。一般教養科目と専門科目の講義が連続していると休みが10分しかないので徒歩だとギリギリです。この広さを活かして最近ランニングコースの看板が立ちました。

不満に感じていること：工学部棟が綺麗ではない

生物資源棟など正門に近い建物はほとんど改築されたので綺麗なのですが、キャンパスの奥の方に位置している工学部棟は率直に言ってしまうと建物が全体的に摩耗しています。お手洗いの壁の汚れがずっと残っていたりします。また、台風の時に女子トイレ入口の扉（個室の扉ではありません）が破損したことがあるのですが、直されずそのまま放置されていました。工学部に所属している人は男性の方が多いことも関係しているとは思いますが、フロアによっては女子トイレが1つしかないところもあります。

三重大学のおすすめ学部：生物資源学部

生物資源棟は複数の学科の棟がまとまって大きな建物となっています。海が近いため、実習で海に行けたり、三重大学が所有している農場で研究をしている方もいると友人から聞きました。実際に体験できることは大きな経験に繋がるので素晴らしいと思います。

三重大学に通って良かった？

授業の質が悪いだとか教授の教え方が著しく下手だということもなく、通って後悔したことはありません。非常勤講師の方の講義も受講したことがありますが、とてもわかりやすい講義で非常に勉強になりました。しかし、関心があまりない分野の講義ですとわかりにくいことがあるのもまた事実です。