琉球大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

高校3年生の時に上智大学の英語系の学科を目指していたのですが、家庭の財政状況と自身の学力などを保護者と相談した結果、一番近い国公立の琉球大学へ進学しなさいとの事で選びました。受験はなんとか一発で合格して現役で大学に進学することができました。学部を選んだ理由としましては、将来自分のやりたいことができなくなっても教員免許さえ持っていれば就職に困らないであろうということで選びました。

大学で勉強していること

大学では英語教育を専攻していたこともあり、英語に対する授業が多かったです。特に言語学と文学、英語教育学を主軸に学びました。言語学では音声学や弁論学、言語間の距離やその言語の持つ歴史的特徴などを中心に学びました。文学では児童文学やロマンス文学、またその作品が誕生した背景調査をして当時の文学から読み取れる人々の苦悩や喜びなどの分析を行いました。英語教育学では実際に学校現場へ赴き、英語を教育するための手法や子どもたちとの向き合い方、また学校という組織はどのようなものなのかを学びました。

満足していること：広大でかつ自然豊かな環境の中学べる

琉球大学は沖縄県にあるので、他県と比べて自然が特に多い印象です。特に琉球大学がある西原町、中城村、宜野湾市は沖縄県の中でも自然がまだまだ残っているところです。キャンパス内では農学部生が牛を飼育できるほどの大規模農場を有していたり、キャンパス中央には大きな川が流れ、その上には球陽橋という橋が通っています。キャンパスの至る所に林が立っており、屋根付きのベンチもあるので自然の中で勉強できることも魅力の一つだと思います。琉球大学周辺が都市郊外ということもあり、比較的静かな中で勉学に励めるのも満足している点の一つです。

不満に感じていること：米軍基地が近い

大学の近くには普天満基地があり、せっかくの自然豊かで静かなキャンパスが突如として戦闘機やヘリコプターやオスプレイなどの騒音で一気に騒がしくなります。沖縄県民として慣れていることもあり、騒音を気にすることはあまりないのですが、米軍基地反対運動をする方々がキャンパス内に入ってきてキャンパス中央に位置する食堂の前でスピーカーで反対運動を授業中に行ったりしていました。私個人的には運動自体はやってくれても構いませんが、時間帯を選ぶなどして欲しいと思っていました。正直、基地内から聞こえる騒音よりも喧しいと思っていました。

琉球大学のおすすめ学部：国際地域創造学部

元々は法文学部と観光学部があり、二つが統合してできた学部です。この学部でおすすめしたいことは取れる授業の幅が広いことです。元々2つの学部が一つになったので授業数もそれなりに広くなっています。私自身は教育学部だったので授業がほとんど決められており、興味のある授業をとることができなかったのですが、大学生のうちにたくさんの経験をしたい方はこちらの学部をおすすめします。

琉球大学に通って良かった？

地元の大学に進学したおかげで交友関係が一気に広がり、それが今はビジネスとして活かされていると思っています。特に沖縄県で琉球大学に進学することはそれだけでも県内の就職に有利にもなり、おかげで不自由なく生活できています。あとは本土の方も多いのが琉球大学の特徴の一つです。沖縄県は離島ということもあり、文化の違いは本土の他の県と比べると大きく、常識すら違う時もあります。本土の方と接する事で沖縄と本土の違いを学び、それが仕事でも活かされていると私は感じます。