関西福祉科学大学の評判・口コミ【健康福祉学部編】

関西福祉科学大学の特徴

関西福祉科学大学では、各学部ごとに実習や専門的な講義が多くあり一般的な大学というよりは専門学校寄りなところがあります。同じ学科の人とは講義がよく一緒になるため、同じメンバーで講義を受けている場合が多く、１人で行動する学生は少ない印象でした。同じ夢を目指している仲間が集まるため、お互いに励まし合ったりライバルという関係を築くことができます。また、いくつかのあてはまる講義を受け単位を取得できれば、卒業後に免許を受け取ることができる制度があります。免許の申請や、単位を取れているかは学生自身で管理を気を付ける必要があります。1・2回生までは一般教科も含まれますが、3・4回生になると専門教科が主となり実習などの体験できる講義も増え、貴重な経験をすることができます。難しい講義もありますが、自身の将来に役立つことを学ぶことができるので有意義に大学生活を過ごしました。

満足していること：授業

各学科ごとに専門的な講義があります。例えば、私が所属していた健康福祉学部では学生同士である分野の授業を発表し合い、その反省をもとに教育実習を実施しました。座学でまず知識を付けてから、体験することでより深い理解や新しい課題を見つけることに繋がるので、とてもよい経験でした。また、現場で働く方やOB・OGの方々の話を聞く講義もあるんどえ、自分が卒業してからのイメージを膨らませることができ、実際に働いてみないとわからないことを多く知ることができます。

満足していること②：進路・就職

それぞれの学科で約８割の学生が同じ進路を目指しているので、進路に対するサポートは手厚かったです。教員の繋がりでボランティア等を紹介してもらえたり、就職のたえに試験勉強するとき、面接時のコツやポイントも教えてもらえます。講座なども開かれているので強みだと感じます。一方で、残りの２割ほどの学生は各学科の主な進路とは異なるものを選ぶため、自らで調べ就職活動をしなければなりません。しかし、それらの人向けにも講座などがあり学生支援センターで相談も行っているため、就職できなくて悩むといったことは少ないのではないかと思います。

不満に感じていること：キャンパスの環境

各教室では、約１００人の学生が集まり講義を行うのですが、その際にいい環境ではなかった部分が多いです。換気が不十分になりやすく、気分不良で一時退出する時もありました。また、エレベーターが各棟2つ程しかないので、教室を移動する際に混雑し遅刻をしてしまう学生をみる機会が多かったです。一番不満を抱いた点は、自由スペースの少なさでした。昼休みの時は特に座るところがなく、次の教室で食べなければいけない事もありました。そして、１人で過ごす場所は図書室くらいしかなく、気分転換ができる場所がなかった点は不便でした。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

最寄りの駅から歩いて15分程なので、近いとは言えないです。特に夏場は大学に着くころには、疲れてしまっていることが多かったです。バスは違う駅からはでていますが、最寄りからではないので、登校手段は徒歩か自転車です。しかし、自転車だと駐輪場代がかかってしまうので、自転車通学している学生は多くなかったです。その影響が顕著にでたのは学祭でした。大学の周りにお店がないこと等も加わって外部の方が来る場合は少なかったです。

関西福祉科学大学のおすすめ学部：健康福祉学部

この学部では主に、養護教諭か栄養士かの２つに進路がわかれます。そこで４年間専門的な分野を学ぶことができ、実習も何度かあり学ぶ機会は充実しています。この大学出身の現場の人はほかの大学に比べ多い為、より様々な先輩の声も聞くことができます。また、正門から一番近い棟が主な学び舎の為、移動時間が少ない所でも通いやすく利点であると感じます。

関西福祉科学大学に通って良かった？

専門的なことを深く学んだことは良かったのですが、難しさなどもよく伝わってきたので結局進路変更をしてしまったからです。４年間学んだことが無駄になってしまったような気分になってしまったので、一般的な大学に進学した方がもっと広い将来を選択できたのではないかとすこし後悔しています。主な進路とは異なる就職先を選択したので、周りが仲間意識が高まる中で一人で活動することが多かったところが残念であると感じました。