山形大学の評判・口コミ【理学部編】

山形大学の特徴

理学部の履修課程が特徴的です。入学試験は数学分野、物理学分野、化学分野、生物学分野、地球科学分野のいずれかです。入学後１年間は小白川キャンパスで皆同じ内容の勉強をします。２年生の後期になると、数学コース、物理学コース、化学コース、生物学コース、地球科学コース、データサイエンスコースのいずれかを選択して各コースで専門的な勉強をします。高校で物理を履修しなかった生徒でも、それ以外の分野で入学し、２年生以降では物理学を専攻することが可能です。理学部に関しては他の分野もそれ然りです。

満足していること：授業

高校の時に学ばなかった分野も必修科目とされますが、ちゃんとクラス分けが施されてレベル別に授業が行われるため、安心して講義に臨むことが出来ます。また、高校で学んだときとは別の視点から捉えたり、考えたりするため視野がとても広がると言えます。実際高校の内容を復習した際に、今までとは違うアプローチをすることが出来たことでそれを実感することとなりました。特に物理学では運動方程式について深く学習し、物理学の根底を再認識することが出来ました。非常に満足しています。

満足していること②：キャンパスの立地

自分のアパートから大学まで自転車で１０分、徒歩で２０分ほどです。そこからさらに同じくらいの時間で山形駅に行くことが出来ます。市街地の真ん中に位置しているわけではないので騒音が気になったり、治安を心配する必要がありません。また、馬見ヶ崎川という河川が近くにあるため、馬見ヶ崎川の生態調査、岩石調査といった充実した地球科学の野外実習が行われています。夏場はサークルや部活動の仲間と河川敷でバーベキューを楽しむことも可能なため、満足しています。

不満に感じていること：サークル

設備に問題を感じます。私はボクササイズサークルに所属しています。グローブやミットといった用具が必要となるため保管する部室があるべきなのですが、他の部活と共同で使用しています。用具の手入れや今後の計画を練るために部室を広く使いたいのですが、部屋数やサークルの規模の関係でそれがかないませんでした。その上サンドバッグがないので内容の薄い活動になっています。いわゆる幽霊部員も多いので、今後もサークルを続けて行くには設備に目を向ける必要があると思います。

不満に感じていること②：部活動

某部活に所属しています。私は初心者なのですが、どうも部員の対応がよろしくないです。基本を教えてくださいと乞うても、雑な対応を受けました。どうも私以外は中学、高校と経験しているらしいのですが、ここまでぞんざいな扱いをされるとは思いませんでした。外部からコーチや監督を呼んでいないので、自主的な活動となっています。しかし、先のような待遇なため自分自身の上達が見込めないと踏んでいます。自分から進んで声をかけているものの事態は良好ではないので、退部も視野に入れています。満足はしていません。

山形大学のおすすめ学部：理学部

先に記述したとおり、理学部の講師陣の中にはその分野の最先端で活躍する第一人者の方がいます。また地方国公立でありながら、難関大学でないと取り扱っていないと言われる現代天文学や宇宙論、素粒子学を深く学ぶことが出来るからです。

山形大学に通って良かった？

山形大学は地方国公立大学という位置づけになっていますが、某番組では満足度の高い大学トップ８に選ばれました。山形大学の卒業生からの声で、地方国公立ながらも内容が濃く、レベルの高い勉強が出来る。というのがあったほどです。実際、講師陣の中にはその分野における第一人者という方もいて、その講義内容は高度な内容でした。大学という専門的な知識を得る場として、この大学に入学することが出来て本当に良かったなと思っています。