北星学園大学の評判・口コミ【社会福祉学部編】

満足していること：キャンパスのコンパクトさ

大学の敷地が非常に狭いです。そのため短時間で移動することができると共に、迷うことも少ないです。移動がスムーズなので、授業が続くときでも遅れることがなく、トイレ休憩や飲み物を買う時間が確保できたのが良かったです。使用する教室が限られていたというのも、移動しやすさ・迷いにくさの理由の一つでしょう。4年間通い、使用した教室は10にも満たないのではないかと思います。それくらい移動が限られていました。

満足していること②：講義の内容

学科は福祉心理学科でした。福祉心理学科では心理学について幅広く学ぶことができました。私はもともと臨床心理学を学びたくて入学しましたが、講義で臨床心理学以外の心理学を学び、その他の心理学（例えば社会心理学や産業心理学）も面白いな、と思えました。また心理学実験では、客観的な視点の重要さを学ぶことができ、主観や個人の印象も大事ですが、客観性も同じくらい大事だと思えるようになりました。心理学について広く浅く学ぶことで、より人間の心は奥深いものだと感じることができ、さらに心理学について学びたいと思うようになりました。

不満に感じていること：キャンパスの立地

アクセス方法が地下鉄のみであり、不便です。そのため住んでいる所によっては、複数の交通機関を乗り継いで通わざるを得ず、大変な方もいます。私も自宅からの通学でしたが、片道1時間強かかり、講義が長引いて夜帰宅する時は、終電ギリギリになることが多かったです。自動車通学は禁止ですので、公共交通機関に頼らざるを得ません。せめて複数の公共交通機関が利用できるところにあれば、もう少し通いやすくなるのではと思います。

不満に感じていること②：サークル

さまざまなサークルが活動していますが、どのサークルも目立った成績をおさめているとは言い難いです。全体的にサークル活動は控えめな印象です。部室に相当する部屋はありますが、基本どの部室も非常に狭いです。また活動を行う場所も大学の中では限られているため、体育会系は特に十分な練習がしにくい、といったこともあると思われます。キャンパスそのものが狭いため仕方がないのかもしれません。

北星学園大学のおすすめ学部：社会福祉学部

日本の社会福祉の現状について幅広く学べます。また学科・科目によっては精神保健福祉士・社会福祉士の受験資格が得られますので、社会福祉に関係する仕事に就きたいと思っている方にはお勧めの学部です。また臨床心理士や公認心理師について興味がある方も本学部はお勧めです。

北星学園大学に通って良かった？

私が入学した社会福祉学部福祉心理学科は、北海道内で心理学が学べる大学の中では偏差値が高め、ということもあるのか真面目な方が多いです。そのため講義中も皆静かに、かつ集中して聞いていますので、学ぶのにとても良い環境にあると思います。皆真面目かつ親切なので、テスト前やレポート作成時は、わからないところは一緒に考えてくれるなど互いに助け合って学ぶことができます。北海道で心理学を学ぶにはお勧めの大学です。