秋田大学の評判・口コミ【教育文化学部編】

満足していること：授業

地域文化学科では、文学・法学・社会学・心理学・行政学・経済学など、様々な文系分野の領域を広く学ぶことができます。特に1～2年生の間は浅く広く講義を取るようになっているため、それまで興味のなかった分野から新たな発見が得られることがあります。例えば私の場合、当初は文学系を志望していましたが、専門にしたのはもっと興味を持てた言語学でした。2年生までで学びたい分野を絞り、3年生以降に深めていくのが一般的です。

満足していること②：進路・就職

国立大学ですが、学務の就職推進課で一人一人手厚く就職活動をサポートしてくださいます。さらに、教育文化学部には就職相談室が設置されているため、シーズン真っ盛りで学務が忙しいときでもエントリーシートを添削してもらうことができます。定期的に就活関連のイベントも開催されます。また、日本経済新聞が行った「採用数を増やしたい大学ランキング」では、秋田大学が1位を獲得しています。おそらく今後入ってくる後輩の就職にも追い風になるでしょう。

不満に感じていること：キャンパスの立地

一言で言えば「何もない」につきます。ある意味勉強に集中できる環境とも言えますが･･･。飲食店も少ないため、昼は学食が人でごった返します。「ラーメンストリート」と呼ばれる、ラーメン店の多い地帯が近くにあることはあるのですが、大学生が毎日のように行ける価格ではありません。また、手形キャンパスから秋田駅までは20分歩けば着きますが(自転車では7分)、そうまでして秋田駅で遊ぶ人はほぼいません。そもそも秋田駅に遊ぶところがあるかと言われると･･･。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

アルバイトの求人は圧倒的に飲食店とコンビニが多いです。それらの業種が苦手だと、バイト探しには苦労するかもしれません(私は苦労しました)。そもそも全体の求人数が少ないので、選びようがないのが現状です。ただし、大学生協の求人には、大手求人サイトに載らないようなレアな単発バイトなどもよく出てくるので、チェックしておいて損はないと思います。秋田ならではのアルバイトでは、竿灯祭り・大曲の花火の準備スタッフなどもあります。

秋田大学のおすすめ学部：教育文化学部

教員養成課程ならば教員免許が取得できます(地域文化学科でも社会科の免許は取れます)。地域文化学科は、先述のとおり色々な分野を学ぶことができます。教員免許にこだわりがなければ、地域文化学科はオススメです。学校教育課程の学生は皆忙しそうですが、地域文化学科は必要単位数も少ないので、生活にゆとりが持てます。また、1～2年生のうちに上限ギリギリまで単位を取っておけば、3年後期は週1コマしか授業がない、といったことも可能です。体育が必須でないあたりも運動音痴に優しいです。

秋田大学に通って良かった？

先述のとおり、色々な分野の勉強ができたことが大きな理由です。他にも「学食のコストパフォーマンスが良い」「キャンパス内の雰囲気が明るい」といったことから、入って良かったと感じています。田舎にある大学なのでやはり我慢しなければならない部分も多かったですが、友達にも恵まれ、とても良い大学生活でした。また、「秋田大学」のブランドは秋田県内では想像以上に有力でした。県内の大人にはだいたい信用してもらえます。