口コミから見た、鎌倉女子大学の評判は？

適度な規模感

鎌倉女子大学は施設自体が大きすぎることなく、人数も多すぎることない学校です。そのため、1授業あたりの生徒数もちょうどよく、勉強しやすい環境であると感じます。施設についても広くないから何も揃っていないというようなことはなく、広く使いやすい調理室やジム室、一息ついたり勉強したりできる雰囲気の良いカフェがあります。学校の居心地が良いのでとても満足しています。緑にも囲まれているので自然を感じることができます。図書館も静かで独立したスペースがあるため、集中して勉強が出来ます。

先生が真摯に向き合ってくれる

女子大学ということで共学に比べてやはり生徒数が少ないです。そのため、高校の延長のようなクラス単位での行動もあり、クラスアドバイザーという担任の先生のような立ち位置の教授がいます。学生生活で困った時や何かあった時に相談するべき先生が決まっている点は安心できると思います。自身も学校を退学するか悩んだ際、どうしたら続けることができるか、ゼミの先生やクラスアドバイザーの先生と話し合ったりアドバイスをいただき、無事卒業することができました。

先生方が面倒見良い

入学当初からクラスにはそれぞれクラスアドバイザーの先生が付き、個人面談があったりして学生と先生の距離が近く感じました。単位の取得状況や成績について、また今後の希望進路など相談しやすかったです。大学に行って先生が名前で呼んでくださることに大変驚きました。学生センターや教職センター、就職センター等沢山お世話になりましたが、学生のことを大切に考えてくださる方ばかりで、とても安心して通うことができました。

キャンパスの環境が良好

緑豊かなあたたかみのあるキャンパスで、リスなどの小動物を見かけることもあり、自然を感じられます。広々とした敷地内で、授業の合間にシャボン玉をしたり、お弁当を広げてピクニックをしたりする学生も見られ、この学校だからこそ楽しめるキャンパスライフがあります。また、キャンパス内は掃除が行き届き、常に綺麗であることも魅力のひとつであるといえます。そのことから、ドラマ等で使われることも多く、人気芸能人に会えるチャンスがあることも嬉しい点です。

キャンパスの周辺環境が充実している

鎌倉女子大学には2つのキャンパスがあります。大船キャンパスは鎌倉の近くに位置しています。そのため、学校の帰りに鎌倉に遊びに行くこともできます。大船キャンパスの中は豊かな緑があり、東山と呼ばれる山に登ることもできます。晴れた日には学内から富士山が見える日もあります。もう一つのキャンパスには大講堂があり、入学式や卒業式などが行われます。温水プールも備えてあり、部活動などで使用したりしています。

授業

管理栄養学科は特別な授業が豊富で、例えば栄養学を学ぶために自分で献立を立てて調理する授業があります。さらに給食のための大量調理という授業があり、そこでは300食の食事を作る授業を学ぶことができます。実際に300食程度の食事を作る経験はそうそうできないので、とても貴重な体験になります。他の学科や先生に提供することで自身のフィードバックにつながり、成長することができます。また疑問点は授業後に質問することもでき、不安のない状態で常にいることができます。

進路・就職

鎌倉女子大学の特徴の１つに、面倒見がいいことがあります。進路・就職においても、先生方がよくご指導くださいます。教師を目指す学生は、教職センターが支援します。教員試験対策講座が開かれ、勉強合宿も行われます。また、学生からの質問や添削のお願い、面接練習も積極的に引き受けてくださいます。就職する学生は、就職センターがサポートしてくれます。キャリアカウンセラーがおり、添削や面接練習の対応をしてくださいます。

先生によって授業の差が大きい

授業にすごく差があると感じます。先生によって授業内容や成績評価がかなり異なるため、疑問を感じる点があります。一方は出席して簡単な小テストを提出するだけで単位が取得でき、もう一方は毎回多くのレポートを提出し、最後にはテストを受験しなければ単位が取得出来ないというようなことがあります。先生によって差が出てしまうのは仕方ないと思いますが、あまりにも違いがありすぎるのではないかなと思います。その中でどうすれば自分にとって学びの多いものにするかが重要だと思います。

学食が美味しくない

学食のクオリティが低いです。値段も安くありません。たまにイベントのようにお店とのコラボのようなこともありますが、値段が普通の定食屋さんくらいするのでなかなか食べに行こうと思えません。タピオカやおしゃれな女子向けのスイーツなどがあるカフェのような施設もありますが、それも値段はするのにあまり美味しくはありません。他の大学の学食を食べたことがないので普通が分かりませんが、もう少し値段が安かったら一人暮らしの学生も助かるのになと感じていました。

学祭への参加が強制に近い

学祭のあとに指定された用紙に記入するレポート提出があります。記憶が定かでは無いのですが取得単位に影響があったと思います。用紙の配布が当日のみなので学祭には行かなければなりません。１年次はクラスの出店があり、ゼミナールに入ってからは展示をしたり体験コーナーがあったので積極的に参加できましたが、役割が無かった年は友人とふらふら見て終わってしまいました。その時はレポートを書くのに困ったことを思い出します。

サークルの数が少ない

他大学とのインカレサークルはいくつかありますが、この学校としてのサークルの種類がもう少しあってもいいような気がします。サークルの種類が増えることにより、学生が興味のあるものを選べるようになり、より大学生活を充実させることができるのではないかと考えます。サークルは他学年他学部との交流の場であるため、積極的に参加できる環境づくりを学校全体でしていただければ、大学全体が盛り上がり、活発化するのではないかと期待できます。

カリキュラム内容が忙しい

鎌倉女子大学家政学部管理栄養学科では、毎年管理栄養士国家試験の高い合格率を出していますが、そのぶん厳しいカリキュラムが1年生から課されます。入学後すぐにレベル分けテストが実施され、点数が低いとリメディアル補習という授業に出なくてはなりません。また、3年から始まる学外実習では合計4週間の臨地実習に行かなくてはならず、実習期間は実習ノートなどの課題に追われます。4年生になると実習、就職活動、国家試験対策に追われ、とても忙しくなります。

サークル

うちの大学にはサークルがありません。基本横浜国立大学とのインカレとなっているため、女子だけのサークルはなく、あるとしたら部活といった形のものだけです。インカレも十分たのしいと思いますが、女子大学に入ったのに女子だけのサークルがないのは少し残念な感じがしました。新歓で飲む際にも男女混合だと、少し合コンのような感じがしてあまり気持ちのいいものではなかったです。女子だけのサークルがあれば良いのになぁと思います。

留学制度

留学制度はあるのですが、留学している学生はほとんどいません。留学の費用も壁となっているように思います。私は留学に興味がありましたが、費用が高く、諦めてしまいました。大学側でもう少し費用を負担して欲しかったなぁと思います。また、学内に留学生が来ることもありません。グローバル化が進んでいく中で、この点においてはマイナスになると思います。将来教師になる学生も多いのに、外国人と会う機会がないということは、教師の国際理解も進みませんし、とても残念に思います。

家政学部

家政学部は家政保健学科と管理栄養学科があります。食についてとことん極めたい方は管理栄養学科を勧めます。広く衣食住など生活について学びたい方は家政保健学科を勧めます。設備も充実しており、多分野にわたる授業が展開されているため、広く深く自分の興味があることを学べると感じます。

家政学部

日本で唯一の学科であることや、衣食住に関して幅広く学べるので一般企業への就職に向いていると思います。さらに、幅広い分野の教授と関わり合うことができるので、限られた知識や情報だけでなく多くの視点からの学びを得られると考えます。

児童学部

保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援教諭など沢山の資格の選択肢がある学部だと思います。２年次からは希望進路に合わせたクラス編成になっていたので、同じ夢を持つ周りの友人の存在もとても励みになりました。

児童学部

小学校教諭、幼稚園教諭、保育士、特別支援等の免許資格を取得することができます。それぞれの学生に合った免許資格の組み合わせで取得できることが特徴であり、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士の3つを同時に取得できることは大変魅力的であると感じています。

心理学科

授業中に外から楽しそうな声が聞こえてきて、覗いてみると心理学科の学生たちが楽しそうに遊んでいました。心理学科は国家試験もないので授業もそれほど大変ではないと聞いていたので、楽をしたい、遊びたいと言う人にはオススメです。

家政学部

保健の先生から管理栄養士まで、幅広い資格を取得できる学部です。家庭的なお母さんを思い浮かべるとイメージしやすい学科だと思います。楽しみながら普段の生活にも役立つ知識を学ぶことができるのでどの授業もとてもためになります。

教育学部

鎌倉女子大学の教育学部では、小学校、中学校(国・社)、高校(国・社)、特別支援など、複数の教員免許の取得を目指すことができます。また、教育インターンシップもあり、実践的な経験を積むことも可能です。学校現場に入れるボランティアの募集もたくさん学内に掲示されていて、やる気がある学生はボランティア活動もしていました。教員採用試験も先生方がしっかりサポートしてくださるところが心強いです。模擬授業を行う機会が多かったところも良かったです。

鎌倉女子大学に通って良かったと強く思う

私は養護教諭を志望して入学しましたが、今は企業就職に進路変更しました。それが叶うのはこの大学であったからだと思います。自分の興味のあることを積極的に学べる学部に所属出来たからこそ、自分が納得する進路を選択できたと思います。将来は衣食住に関わる仕事がしたい人や家庭科の授業が好きだった人、養護教諭を志望する人におすすめしたいです。

鎌倉女子大学に通って良かった

鎌倉女子大学に通って良かったと強く思う

教員免許の取得と教職の道へ進むことを強く思ってこの大学に進学しましたので、沢山のサポートや支えがあって無事取得することができました。先生方からのきめ細やかなサポートには大変感謝しています。実技の授業内容も多く自分で実際に体験して身に着けることも沢山だったので、作った作品や身に着いた技能などが実際現場ですぐ使えたことです。

鎌倉女子大学に通って良かったと強く思う

他の大学と比べると圧倒的に先生との距離が近く、アットホームな雰囲気を感じます。1クラスに1人、クラスアドバイザーがおり、履修や進路をはじめとする学校全般について、相談ごとがあれば親身に相談にのってくれます。学校全体での支援も充実しており、困ったことがある際にはその内容にあった窓口を訪ねることですぐに解決されることが多いです。そういった環境が整っていることで、取得する免許や履修、進路等についても安心して学校生活を送ることが出来ています。

鎌倉女子大学に通って良かったかどちらとも言えない

栄養士や管理栄養士になりたい、というはっきりした目標がある人にはとてもぴったりの学校だと思います。しかし、多くのカリキュラムをこなさなければならないため、なんとなく入学してしまった人の中には、合わないと感じて辞めてしまう人も少なくないそうです。私は管理栄養士になりたいと思って入学したのですが、想像以上のカリキュラムの多さに、やめたいと感じる日もありました。しかし、国家試験に合格することができたので結果的には良かったと思います。

鎌倉女子大学に通って良かった

他の大学に比べ先生の手厚いサポートがあるので授業に遅れることがまずないです。また生徒数もそこまで多くないため、学科内の全員が知り合いといった感じで高校に通っているような感覚でとても楽しいです。ゼミもさまざまな種類が開講されているので自分の興味を持ったゼミに入ることができます。さらにゼミによっては卒論の提出がないところもあるのでズボラな人にはオススメかもしれません。また大学の近くにはショッピングモールがあるのでアルバイトとの両立もうまくできます。

鎌倉女子大学に通って良かったかどちらとも言えない

大学に入って今の道に進んでいるからこそ出会えた人がいるのでそこには感謝しています。また、大学通ったことで得た経験も宝物です。私は精神疾患があるのですが、学生センターが配慮をしっかりしてくれました。学生相談室では臨床心理師の方のカウンセリングを受けられたのも助かりました。ですが、大学を通うことによって莫大な奨学金を背負うことになってしまい、後悔しています。精神疾患により、教員免許を取ることもできず、就職もできておらず、辛い思い出も多かった学生生活でした。