法政大学の評判・口コミ【人間環境学部編】

満足していること：キャンパスの立地と環境が良い

キャンパスは市ヶ谷駅と飯田橋駅、九段下駅が最寄りとなっており、立地としては不満はないです。授業と授業の合間や終了後は、神楽坂や水道橋が徒歩圏内なので、時間を潰すのにはもってこいです。 建物は5つあり、現代アートがあったり昔ながらの急な階段あったりと、歴史の長さを感じることができるキャンパスです。また、外国人留学生が集まるラウンジがあるので、一緒に会話や食事を楽しんだりして、英語力を向上させながら、国際交流を楽しむことができます。

満足していること②：将来を考えて授業が選べる

環境学を学ぶうえで重要な基礎を、自分で選択して履修することができるので、将来を考えながら道を選ぶことができます。またグローバル科目といった英語で行われる授業や他学部の授業も履修できるので、たくさんの情報に触れることができます。環境学は地球全体の問題であるので、日本語ではよく理解できなかったことでも、英語や違う言語で読むと深く理解ができる場合があります。そのような点では英語や第二外国語に力を入れている大学ですので、サポート体制は整っています。

不満に感じていること：就職活動支援が少ない

四年生の最初にオリエンテーションがあるのみで、その後は自力で就職活動をやらなければなりませんでした。キャリアセンターを活用しようとしても予約がいっぱいで1時間待つことになったり、面談をしてもらっても具体的な解決策を教えてもらうことができなかったりと、もう少し手厚いサポートがあってもよいのではないかと思いました。そして就職活動で授業に出席できない時に取るべきアクションが大学HPなどには載っておらず、どうすればよいかわからないこともありました。就職活動をしている学生に対してもっと親身になって欲しいです。

不満に感じていること②：ゼミの数が少ない

ゼミ所属は必須ではなく、任意です。入りたいゼミがあったとしても生徒数に対するゼミの数が少ないので、選考でバンバン落とされます。また卒業論文も必須ではないので、大学の集大成の卒業論文に対するモチベーションが、必然的に低くなってしまいます。ゼミはもう少し数とジャンルを増やして欲しいと感じました。ドイツや地方自治、環境経済学に古文など、ゼミでの内容が、今まで自分が学んできたことやこれからの将来にどのように繋がるのか、イメージしにくいゼミが多いのも不満を感じました。

法政大学のおすすめ学部：人間環境学部

環境学は、社会・経済・経営・法・文化など、様々な視点から考察していく必要のある学問です。ですので最初に基礎となる学問を幅広く学ぶ必要があります。人間環境学部では一年生に広く学び、二年生からは基礎演習でゼミ演習、三年生からはゼミに所属し、興味のある分野を研究していきます。このように一年次に幅広く学ぶことによって、どのジャンルに興味があるのか見つけることができ、それを残りの3年間で深く掘り下げて学ぶことができる学部です。

法政大学に通って良かった？

他の大学に入った友人と比べると必修単位が少なく、アルバイトやプライベートに割ける時間が多いと思います。また、5種類あるコースから一つ選択できるので、自分の選択する履修と照らし合わせて、将来の道をイメージしながら学年を重ねていけるのも魅力です。そしてゼミに入ると研究と卒業論文があります。ゼミ生とは飲み会や合宿などで仲を深めることができ、一生の付き合いになる友人ができたと思います。ゼミには絶対所属するべきです。