国士舘大学の評判・口コミ【21世紀アジア学部編】

満足していること：語学研修が必修科目としてある

卒業するまでに語学研修に参加するという必修科目があります。外国の大学で語学授業を受け、その国の文化を理解しようという目的の研修です。中国、韓国などのアジアの大学を中心にアメリカやヨーロッパにも研修があります。語学の授業ではレベルでクラス分けをして、研修先の大学の先生の授業を受けます。授業以外の時間にはその国の文化を学べるように、博物館に行ったり文化体験をするなどの計画が立てられています。また、研修先の大学の生徒と交流できる時間も設けられていて、充実した研修でした。

満足していること②：日本のこともしっかり学べる

アジア学部ですが、アジアを知る前に日本を知らなければならないという考えで、日本のことを勉強できる授業がたくさんあります。例えば、書道、花道、茶道などの日本文化を学ぶ授業があったり、お筝や三味線を学べる日本の伝統音楽の授業や、日本舞踊を学ぶ授業もあります。また、日本の経済や経営、生活史や沖縄の歴史なども学べる授業があります。私が1番良かった授業は、日本の文学と芸能を学べる授業があったところです。文学の授業では平家物語を教科書に日本文学における独特な表現の仕方を学べました。芸能の授業では歌舞伎や能など、私には新鮮な日本の伝統芸能を学べたので、今まで以上に日本について興味が湧きました。

不満に感じていること：施設管理がずさん

夏にクーラーが壊れていて、暑い教室でずっと勉強しないといけないことがあったり、冬に暖房が壊れていて寒くて震えながら勉強したりすることもありました。壊れることは仕方ないことだけど、何週間も直さずにそのままにしておくのはやめて欲しいです。また、雨の日には雨漏りしていて、廊下や階段が滑りやすくなっていることです。たくさんの人がよく通る場所なのに雨漏りすると滑りやすくなって危ないです。雨漏り対策でバケツを置いてあることがあるのですが、たくさんの人が一気に移動する場所なのでバケツが見えなくて、バケツに躓く人もたまにいます。危ないです。

不満に感じていること②：人数が多すぎて、授業がうまく回ってない

大学は生徒数が多いので仕方の無いことですが、1つの授業に200人ほどいる授業がいくつかあります。教授も人数が多いので全員を把握しきれないのか、生徒が何をしていようが、無視して授業を進めます。周りがうるさかったり、いびきをかいて寝ていたりするので、授業に集中できません。真面目に授業を受けようとする生徒も環境が悪いせいで授業にやる気がでず、全体的にダラダラとした授業をしています。他の大学はどうなのか分かりませんが、人数を教授が把握できるぐらいの人数にして授業を行ったら、ダラダラした雰囲気が少しは良くなると思います。

国士舘大学のおすすめ学部：体育学部

国士舘大学は柔道、剣道、新体操などスポーツが盛んです。体育学部には日本代表選手を目指す選手がたくさんいます。スポーツ施設も充実しているみたいです。また、卒業後、消防士や警察官、体育の先生になる生徒が多いです。

国士舘大学に通って良かった？

大学では英語の他にアジア語を選択して学ぶことが出来ます。英語の他に別の言語習得できるのは良いところだと思います。ですが、必ず英語とアジア語は1つしか選択できないのが私は残念でした。また、アジア学部は町田キャンパスにあるのですが、世田谷キャンパスと離れているせいで、町田キャンパスでのサークル活動はほとんどないです。世田谷まで行かないとサークル活動ができません。悪いとは思わないですが、不満な点が多いので、「どちらでもない」という回答になりました。