秋田大学の評判・口コミ【国際資源学部編】

満足していること：就職活動の支援が充実している

私の所属している学部は３年生の８月～１２月のうち約３週間、海外でのフィールドワークを行う必修の講義があります。このカリキュラムの関係上、参加できるインターンや自身のやりたいことを行う時間に制限がかかり、必然的に他大学の学生より就職活動のスタートが遅れる形になってしまいます。そのため国際資源学部では、６月にマイナビやキャリタスの職員の方をお招きし、就職活動について講義していただく機会が設けられました。また、大学の支援課と呼ばれるところには、大学生の就職活動を手助けをする専門の職員がいます。希望者に対して、エントリーシートの書き方から添削、初歩的な自己分析まで行ってくれます。これらの機会を利用することにより、就職活動への不安を一気に和らげることができました。

満足していること②：留学制度が整っている

秋田大学には、各学部の希望者が短期留学できる制度があります。１カ月間のカナダへの留学、または２週間のマレーシアへの留学の２種類です。大学は一部費用を負担することにより、短期留学への積極的な参加を奨励しています。学生が負担する金額は５～１０万円と少額で済むのが魅力的です。また国際資源学部は資源と英語の修学を目的としているため、留学は、生の英語にたくさん触れられる貴重な機会として認識されています。

不満に感じていること：冬のキャンパス内の移動が大変である

秋田は冬になると毎年大雪に見舞われ、日々の生活に不便を感じてしまいます。キャンパス内でも例外ではなく、大雪が降った日の大学内の移動は大変です。秋田大学の学生は雪の日は傘を差さず、防寒着やマフラーなどで雪が服の中に入り込まないようにするのが普通です。そのためキャンパス内での建物間の移動も、雪にその身をさらしながら移動するのです。もう少しキャンパス内の通路に屋根などを増設していただければ、図書館や食堂などへのちょっとした移動も苦になくなると考えてしまいます。

不満に感じていること②：食堂のメニューが代わり映えしない

秋田大学の食堂は２つのキャンパスにそれぞれあります。規模の違いはあれど基本的なメニューは同じであり、価格も同様です。問題は、メニューのレパートリーが一年を通して大きく変わることがない点で、３年生に上がるころには味に飽きてしまったといって、近くのコンビニなどで食事を済ませる人が多くなります。食堂側も季節に合わせた新メニューを出してくれたりするのですが、いかんせん数が少なく･･･。またその新メニューも例年同じような内容でそこまでの新鮮味を感じず、結局食べずに終わってしまうというパターンもあります。

秋田大学のおすすめ学部：理工学部

講義が新聞に取り上げられるほど特徴的であることと、そこの卒業生たちは企業側の受けがいいということでおすすめさせていただきます。旧帝大や名門私立卒の方が入るような有名企業にも入社している方も多く、都心に比べ誘惑するものが少ないため学業に専念しやすい環境なので、大学からでも上を目指す人にはおすすめしたい学部になっています。

秋田大学に通って良かった？

正直に話しますと、どの大学に入ろうと大学生活の時間に価値を与えるのは、良くも悪くも自分自身だと思っているので、秋田大学にそこまでの思い入れはないです。ですが、この大学だからこそ経験できたこと、出会えた人たちのことを考えると、この大学に来て良かったと感じる自分がいます。「もっと上の大学に合格していれば」「都心に近い大学に入っていれば」など、仮定のことを考えてもしょうがないですし、現状にはまずまず満足しており、特にこの大学にきて失敗したと思ったことはないです。