学習院女子大学の評判・口コミ【国際文化交流学部編】

満足していること：全体の雰囲気が良い

都心ながら、少ない学生数に対してキャンパスが広く、自然も豊かだったのでのびのびと過ごすことができました。また、学生数が少ないため大学に行けば必ず誰か知っている人に会うことができたのもいい点でした。学習院と校名についているため、お嬢様ばかりと勘違いされやすいのですが、どちらかというと非常に多様性のある大学だったと思います。ギャルも落ち着いた子も、誰でも受け入れる、というような環境でした。国際系の学部なので海外志向の学生は多かったです。

満足していること②：就職サポートが充実している

就職率のいい大学です。事務室に就職サポートの窓口があり、そこのスタッフがESを見てくれたり、面接の練習をしてくれたりします。学生数が少ないので、競争率があまり高くありません。学内セミナーがかなり活発で、中にはほぼ強制参加のものもあります。雰囲気的に学生の就職に対する士気が高いので、みんなで頑張ろう！という雰囲気で気合が入るタイプの人にはありがたいかもしれません。また、特定の業界にはOGが非常に多いので、その業界を狙っている人には有利です。

不満に感じていること：設備が全体的にパッとしない

まず食堂がパッとしません。お弁当やファストフード（パン・おにぎり等）もいまいちです。学内にコンビニが無く、最寄りのコンビニまで歩くにはそこそこ距離があります。昼休み中にコンビニでご飯を買って食べて次の授業の準備をすると、割と慌ただしいです。また、学内の構造が、大きな広場をそれぞれの建物が囲うようなシステムになっているので、何かと歩かないといけなくて大変です。授業間の休み時間は10分間だったのですが、建物の移動があると休み時間の半分は移動に取られていた記憶があります。

不満に感じていること②：ITに弱い

ITに弱いところです。未だにHPがスマートフォン対応しておらず、履修登録もPCからしかできません。家にPCが無い学生は大学に来ないと履修登録ができず不便でした。成績に至っては、インターネットで見られず、学期毎のガイダンスで紙ベースでの配布です。早稲田大学のサークルに入っていたのですが、毎学期ごとにいち早くネットで成績が見られるサークルの友人を羨ましいと思っていました。学内のPCは立ち上がるまでが2000年初頭並みに遅かったので、隙間時間での作業はほぼ不可能でした。（卒業してから改善されたようです。）

学習院女子大学のおすすめ学部：国際文化交流学部

残念ながらこの大学にはこの学部しかありません。あえて言うなら、自分が所属していた国際コミュニケーション学科をお勧めします。どの学科にいても他の学科の授業を受けるチャンスがあり、学科の垣根は低めだったと思いますが、この学科では英語も身に付けつつ、広い視野で世界のことを勉強できます。また、留学の義務がないため、自分の好きな国に留学するもよし、海外に出ないも良し、と選択肢が広く持てます。

学習院女子大学に通って良かった？

英語と国際感覚を大学で養いたいと思っていたので、まさにそういった勉強ができる大学でした。女子大ということもあり、正しいジェンダー観と社会で活躍する女性としての意識も身に付けられたと思います。留学はできませんでしたが、短期で海外経験を身に着けられる（しかも他大学では見られない珍しい内容の）チャンスもたくさんあり、留学以上にいい経験になったと思います。