学習院女子大学の評判・口コミ【国際文化交流学部編】

学習院女子大学の特徴

私の大学の一番の特徴は、宮内庁と関わりをもつ女子大であることです。噂となっている、挨拶が「ごきげんよう」というのは本当であり、大学の門に居る守衛さんは大学生に対し毎日「ごきげんよう」と挨拶を交わします。警備が整っており、校舎に入る際に学生証を提示することは必須で、学生・教職員や関係者以外の場合は原則として申請が必要です。学内は常に落ち着いた環境であり、学生の雰囲気は大体の人が美意識を高く持ち、穏やかな人が多いです。そのほか、就職率の高い女子大として有名です。

満足していること：授業

小規模でありながら学びの環境が整っているため満足しています。学部が一つしかない中でも講義が充実しており、茶道や有職故実など伝統文化に関する独特の講義が受けられるところが良い点です。大学では毎年伝統文化に関する講義・演習は人気講義となるため、抽選となります。また、教員免許取得が可能であることや他大学との提携を結び互換制度を設けていること、他大学との行き来があったとしても立地が都心にあるためアクセスが容易であることがとても良い点です。

満足していること②：キャンパスの立地

立地が都心であることは大変満足している点です。副都心線が最寄であるほか、山手線や東西線も徒歩圏内であるため利用する学生が多く、交通で不便に感じることはありません。交通で主要駅へのアクセスが容易であり、様々な可能性が開かれています。たとえば、講義が突然課外授業になることも多々あります。美術館や博物館、その他施設へ電車で向かうことが容易であることは、都会・都心ならではなのではないでしょうか。他には、他大との行き来ができることです。大学では単位互換制度を設けており、利用する人は少なくありません。午前は大学で講義を聞き、午後は他大の講義を受けにいくことができます。

不満に感じていること：部活動

満足する点が多い一方、不満な点は部活動が限られてしまっていることです。運動系は特に少なく、ダンス・チア・ラクロスなどの他にやりたいことがある場合は自分で立ち上げるか、他大の部活動・サークルを見に行き参加する必要があります。立地がよいため他大のサークルに参加する人は多いですが、参加する際には参加費だけでなく毎回必ず時間や交通費がかかることが難点です。大学内のみでの部活は外部との関わりが非常に薄くなってしまうため人が少なく、活動も減ることで幽霊部員と化してしまう人も少なくないそうです。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

学びの環境は整っているのですが、学生生活を送るうえで「あった方がよいのに」と思うものはあります。大学内にコンビニがないことです。大学の周りにはコンビニが3,4件あるため必要がないこと、また、外観を損なわないためという理由はわかります。しかし、大学に入講する際には必ず学生証を提示する必要があり、授業の合間に外出すればよいと言えど、時間のロスはかなりあります。売店はあるのですが、数は限られているためコンビニは欲しいと感じています。

学習院女子大学のおすすめ学部：国際文化交流学部

学部は国際文化交流学部一つしかありません。入学前にもその点についてはしっかり理解している必要があり、このことは学校理解にも直結します。つまり、学校が国際交流を推進しているということです。未来を担う学生を育てるにあたり、視野を広く持つ学校であることは重要であると感じています。

学習院女子大学に通って良かった？

大学に通ってよかったと思う理由は、やはり講義が充実しているからです。偏りなく幅広い分野を学べるため、知識を得て自分の興味を深く掘り下げて学んでいくことができるということは非常によいことだと感じています。入学前にも講義の充実度に魅力を感じたことが決め手となったこともあり、大学に入って講義を受けることや学ぶことが楽しくなり、進学してよかったと思うことが多々あります。そのほか、学校の雰囲気が自分に合っているということも数ある理由の一つにあたります。緑が豊かで穏やかな環境であることや、日本の伝統文化を学ぶことだけでなく国際文化交流学部として世界的視野を培うことができることが魅力的です。