十文字学園女子大学の評判・口コミ【人間生活学部編】

満足していること：教員

あまり大きくはない大学ではありますが、かなり高学歴な教員が多く経験も重ねており、人柄も素晴らしい方ばかりでした。医学博士をもつ教員も多く、東京大学出身という教員も複数いました。また、グローバルに活躍している教員も多く、そういった視点で私たち学生に指導してくださいました。助手の先生方も高学歴の方々が多くいました。そういった教員が講義をしているので、カリキュラムのレベルが大変高く充実した授業内容でした。

満足していること②：ゼミ

私は副学長のゼミに入っていましたが、ゼミの内容は大変レベルの高いものでした。学会に向け、教授の指導の下、念入りに実験を行い論文を作成しました。他大学ではゼミは形だけだというところも多くあるようですが、私の大学では違いました。ほかのゼミに関してもまじめに卒業論文、学会発表に取り組んでいるところばかりでした。文化祭の発表もきっちりと行っていたので、大変実のあるものとなりました。しっかりと勉強したい人にとってはとてもおすすめです。

不満に感じていること：校舎が古い

校舎がとても古いです。敷地が広いのはいいのですが、老朽化が目立っていました。改修工事が必要だと思われる部分もすぐに着手しないところに不満を持っていました。また、大学というイメージはなく、小学校のような建物なのでオープンキャンパスではがっかりする高校生も多いようでした。また、校舎が10個以上と多く、離れている校舎までは移動が大変です。エレベーターがついていない校舎もあり、バリアフリー化もされていませんでした。

不満に感じていること②：立地が悪い

埼玉県の新座市にキャンパスがあるので、立地としては不便かと思います。また、最寄り駅からも少し歩きます。武蔵野線しか通っていないので、多くの人が乗り換えを必要とします。また近隣に大きい駅がないので、学校帰りになかなか遊ぶ場所がないという点もデメリットに感じました。周りには田んぼがあり、田舎の風景が広がります。また、気温が高くなる地域なので夏はかなり暑く、通学が大変でした。冬は逆にかなり冷え込みます。

十文字学園女子大学のおすすめ学部：人間生活学部食物栄養学科

教員のレベルが他学科よりも圧倒的に高いです。また複数資格を取得できるところも魅力です。卒業単位をすべて取得するだけで誰でも栄養士の資格をとることが可能です。国家資格の合格率も90パーセントを超える数字でした。

十文字学園女子大学に通って良かった？

まじめに勉強したい、資格をとりたいという思いが強かったので、４年間きっちりと授業を受け、単位をとり、資格をとって卒業できた点が良かったです。都内の大学の誘惑が多い点をデメリットとするならば、こちらは勉強に集中できるという点がメリットです。ゼミでもしっかりと論文を書き、学会発表をしたので、就活も大変有利でした。