茨城大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：地元で教員として採用されやすい

地方国公立大学のため、地元の教員採用試験を受験した場合、採用されやすくなります。教員不足が問題となっており、地元国立大学の卒業生の確保は教育行政上の課題となっているためです。公立学校の採用試験はもちろんですが、県内の私立大学にも大学関係者の知人が経営陣に加わっている場合もあり、私立大学の採用試験も有利になる場合もあります。また、教員採用試験対策として専門の対策講座も開講されており、受験対策に力を入れていることも重要な点です。

満足していること②：サークルでたくさんの仲間と知り合えた

茨城大学にはサークルが数多くあり、スポーツから文化サークルまで幅広いのが特徴です。学生の多くがサークルに所属し、活動しています。サークルのなかには「部活動」として活動している団体も多く、週の休みが2日など活発なサークルもあります。部活動として活動しているサークルは野球部、サッカー部、ソフトテニス部、吹奏楽団などがあり、所属人数もたくさんいるのが特徴です。サークル活動を通じてたくさんの仲間、友人ができ、切磋琢磨できるのがいいところです。

不満に感じていること：教員の就職制度に不便な点がある

茨城大学は、高校教諭をめざす学生にとっては不便な制度となっています。小学校免許の取得が教育学部の卒業要件となっており、高校教諭免許のみの取得では卒業できない仕組みになっています。また、教育実習でも県内の小学校・中学校へのそれぞれ1回の勤務が義務となっており、高校教諭志望の学生は高校への実習を経験しなくても高校免許を取得できる仕組みです。高校への実習を希望する場合、その時期も教員採用試験の時期と重なってしまうため、教員採用試験の勉強をしながら高校実習に取り組むことになります。

不満に感じていること②：生協の使い勝手が悪い

学内には大学生協があり、食堂の他、コンビニエンスストアや書籍部があり、生協を利用する学生がほとんどです。しかし、茨城大学の生協はお店の規模が大きくなく、ランチタイムは学生であふれかえりとても混雑することが多いです。そのため、欲しい商品がない場合もあり、お昼ご飯を求めてキャンパスの外に出ることもあります。大学食堂もお昼の時間は学生が多く利用し、座れないこともあります。学外でお昼を購入し、キャンパス内のベンチに座って昼食をとる学生もいます。

茨城大学のおすすめ学部：教育学部

教育学部は、自分が取得を希望する教科の免許状ごとに学科があり、1つの学科は10～20人ほどのクラス形式になっています。そのため、学科ごとの団結は強く、講義だけでなく学園祭などの催しでも学科一丸となって取り組みます。

茨城大学に通って良かった？

地元国立大学のため、卒業生の多くが地元で就職しました。大学時代に出会った友人の多くが卒業後も地元に残ったので、卒業しても定期的に集まることができています。大学時代のつながりが社会人となったいまでも続いていることは自分自身励みになっており、友人の頑張りを見聞きし、自分の仕事へのモチベーションになっています。