学習院大学の評判・口コミ【文学部編】

志望理由

高校の時、ギリシア神話にハマったのがきっかけで、古典ギリシア語を学びたいと思いました。ネット検索をかけたところ、プラトンの若手の教授が居たので、自分の実力と照らし合わせた結果、学習院大学を第一志望、記念受験（チャレンジ校）として早稲田大学、滑り止めとして東京女子大学を受験しました。結果、早稲田には落ちましたが（おそらく、原因は英語と世界史です）学習院大学には行くことができました。すべて哲学科志望でした。このとき困ったのは、哲学思想系の学科のある大学が少ないというところです。

大学で勉強していること

古典ギリシア語、ラテン語、フランス語、ドイツ語、英語という五つの語学を使って、ひたすら哲学文献を読む授業が多かったです。哲学科は辞書との闘いだと言われていましたが、本当にその通りだったと思います。学習院の場合は、ちゃんと原典を読む授業を行っています。他の大学だと、翻訳で読むだけという場合も多いようです。ただし、今後、社会に出て仕事につながるようなスキルが身に付けられるかと問われれば、そうではないと思います。会話というよりは、読解・翻訳重視です。

満足していること：学生への世話が行き届いている

演習（ゼミ）は基本的に少人数で、教授陣と学生の距離が近いです。ゼミでの合宿・飲み会も多く行われ、三・四年生、院生などが合宿の幹事などを任されたりもするので、勉学一本のために大学へ来た人も、就職面接で言えるような強みを作ることは可能です。また、留学制度も設備が整っており、留学に関しては事前研修や書類の書き方など、かなり手厚いフォローが多いです。少人数制の大学ならではのフォロー体制なのではないかな、と思われます。

不満に感じていること：先生との距離が近すぎる

教授と学生との距離が近すぎるがゆえに、一人でしっかり物事ができるのに、あれこれと口を挟まれて面倒だった事例がたくさんあります。また、教授側としては「なんとかしなければ」という思いなのでしょうが、学生のアルバイトの状況や家庭事情などのプライベートにも口出ししてきて、本当に厄介です。力を入れすぎるがゆえに「見せしめ」のように怒鳴ったりして、不登校になる子も何度か見かけました。「学習院」というのはお嬢様校でしっかりしている、という「外見」をしていますが、それは「見た目」が良く、外見上取り繕っているだけであり、暴言罵倒するようなパワハラ（アカハラ、アカデミックハラスメント）だったりセクハラ的なことを平気で言う教授も多いです。モラルが全くありません。

学習院大学のおすすめ学部：文学部 史学科

学習院で歴史があると有名なのは文学部、特に哲学科と史学科ですが、史学科のほうが歴史があります。同じ文学部を受けるならば、史学科のほうがいいでしょう。ただし、卒論を手書きで提出しなければならないなど、古臭いです。

学習院大学に通って良かった？

今となっては、「学習院大学」という名前に騙されたな、という点を多く感じます。教授がどんなに酷いことをして、学生が来れなくなっても「教授様」の権力でかき消されます。それで留年したりしている子も見かけました。また、小さな世界なので、助けを求めようにも教授様がのさばっており、学生の声が届きません。大人になりたいなら、管理されてばかりの少人数制のこの大学ではなく、他のマンモス校を受けたほうがよいでしょう。とにかく、古臭い年功序列体制が消えていません。