学習院大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：選択授業の幅が広い

芸術系や思想系の学部は無い、一般的な学部のみの大学でした。しかし、芸術系や思想系の授業も多く展開されており、学部で定められたカリキュラムをこなすだけではなく、教養を身につける機会が多くありました。また、そのような本筋以外の授業もおざなりになることなく、著名な教授や研究者によって展開されているため、学内でも人気があり、授業も活気づいていました。自分が学びたいと思ったことが学べるのが大学の良いところだと、改めて認識しました。

満足していること②：休憩スペースや作業スペースが多い

敷地が広かったからか、飲食や休憩、談話ができるスペースが多かったです。そのほか、PCルームだけでなくスタンディングで使用できるPCがあちこちに置かれていたため、授業の隙間時間や急ぎの作業が発生しても、困ることがまったくありませんでした。学食、カフェテリア、机とテーブルが置かれた広いホール、各校舎内に設けられた談話スペースのほか、敷地内に池があり散歩コースもあったため、近隣の人が遊びに来たり、校内でのデートスポットになっていたりしたことも印象深かったです。

不満に感じていること：学食が狭すぎる

学生数のわりに学食が極端に狭く、昼時に学食で昼食を摂ることが非常に難しかったです。ピーク時を外して学食に行くか、カフェテリアで弁当やパンを買うか、学校の敷地外に出て昼食を摂ることが多かったです。安価でボリュームがありバランスのとれた食事をとれるのが大学の学食の魅力だと思っていましたが、在学中はそれをほとんど味わうことができず、金銭的な負担も少なくなかったため、とても残念に思っています。

不満に感じていること②：就職活動のサポートが手薄

就活に関して大学側からの説明会はなく、OBOGによる説明会や企業の説明会が数回あったようですが、経済学部などの理数系の学部で席が埋まってしまい、文学部はないがしろにされている印象でした。また、どのような専門職なら学部卒で就職でき、どのような専門職なら大学院に行かなければならないかという説明もなかったため、全て自分で決断しなければなりませんでした。せっかく学んだ分野を活かしての就職の幅を広げるために、もう少しサポートが欲しいと感じました。

学習院大学のおすすめ学部：文学部 心理学科

学部の人数が少ないため、少人数で濃い内容の授業を受けることができます。また、統計や科学なども必要で理系にもかかる分野ですが、文系しか学んでこなかった生徒にも非常に優しく丁寧に授業を展開してもらえます。実験器具も充実しており、教授の質もとても高いです。

学習院大学に通って良かった？

なんと言ってもネームバリューがあり、ある程度以上の年代の方への好感度が非常に良い学校です。私は中学から学習院に通っていたため、皇族の方と授業や部活動がかぶることがあり、それが就活の際に採用担当者の方との話のネタになり、印象付けることができたと思っています。特別に秀でた学部や部活はない学校ですが、就職や結婚の際には役立つと思います。