宮城学院女子大学の評判・口コミ【生活科学部編】

志望理由

高校生の時から管理栄養士を目指していました。親の希望もあり宮城県内で管理栄養士の国家試験を受けることができる大学を探した結果、宮城学院女子大学に決めました。なぜこの大学にしたかというと、当時国家試験の合格率が一番高く、一応仙台市内にあったのが決め手でした。私の通っていた高校は進学校ではなかったので推薦入試を選択しました。試験内容は小論文でそれほど難しくなく、面接もありましたが評価に入らないということでした。結果としては無事合格し、晴れて女子大生ライフを送ることができました。

大学で勉強していること

管理栄養士を目指す学科でしたので、1年生のうちは基礎の部分や管理栄養士の受験に関係のない英語、自然科学なども学びました。2、3年生になると、専門的な生化学、基礎栄養、応用栄養、給食管理、学内・学外実習など他の学部に比べ必須講義が多いです。4年生では国家試験に向けた講義が始まりました。過去問を解いたり、参考書を使ったり、各先生からの問題を解いていたりしました。講義以外ではゼミの活動も忙しく、卒業論文と国家試験と就活が一気に襲い掛かってきます。

満足していること：学校の外観がおしゃれ

建物は煉瓦でできており、創業130年という歴史ある大学というのが外観から伝わってきます。初めて大学に足を踏み入れたとき、他の大学にはない雰囲気を感じました。大学の真ん中には「ピアノ池」というピアノの形をした池があります。天気が良い日はこの周りで学生たちがお昼ご飯を食べているのをよく見ました。また、噴水があったり、キリスト教の大学でしたので教会もありました。教会にはほぼ行く機会はないのですが、ステンドグラスから太陽の光が入るととても綺麗で幻想的です。

不満に感じていること：行事が地味

女子大というのもあってか、体育祭や学祭があまり盛り上がらないという印象を受けました。高校が共学だったこともあり、余計そう感じてしまうのかもしれません。学祭のメインイベントともいえる、旬なイケメン俳優のトークショーがありましたが、運が悪かったのか4年間あまり魅力的な方はいらっしゃらなかったです。実行委員の方が決めているようなので、その方の好みによってしまうのが少し残念かなと当時は思っていました。

宮城学院女子大学のおすすめ学部：生活科学部 食品栄養学科

もし管理栄養士の国家試験に落ちたとしても栄養士の資格は取得することができます。他の学部では何も資格を取れない可能性がありますし、管理栄養士の仕事に就かなくても、専門知識があるだけでその後の生活が変わってきます。仕事を辞めたとしても、管理栄養士としての働き口があります。体調がすぐれないとき、病院で病名を聞いたとき、何もわからないより多少聞いたことがあるだけでも安心感が変わってくるのかと思います。今、管理栄養士の資格を使った仕事はしてないですが、この資格を取得できてよかったと強く感じています。

宮城学院女子大学に通って良かった？

学ぶ内容が難しく、勉強自体は大変でしたが、ほとんどの人が管理栄養士の資格を取るために入学していたため自分も頑張らなければと意識が高まったと思います。あと、私が入ったゼミは非常に人気のあるゼミで、このゼミでなければ3、4年生が充実しておらず楽しい毎日は過ごせなかったかもしれないです。今、このゼミは先生が退職してなくなってしまいましたが、本当に素晴らしい先生と友達に恵まれ、充実した大学生活を送れました。