長崎県立大学の評判・口コミ【経済学部編】

長崎県立大学の特徴

長崎県立大学は、長崎県の離島研修があります。前期で10人ほどのチームを作り、離島が抱える高齢化問題や人口減少、観光や産業振興などの幅広い問題を解決するために計画を立てて実践的なフィールドワークを基に解決策を考える取り組みが続けられています。実際に島に住んでいる人と話、同じ目線で問題解決に取り組み、計画がうまくいくと離島で自分たちが考えた計画が実施されることもあります、このようにやりがいや達成感、そして地域と一緒に問題を解決するカリキュラムはとても有意義だと考えています。

満足していること：留学制度

長崎県立大学は、佐世保に立地しているためにアメリカ海軍の基地内大学に、国内にいながら「留学」することが出来ます。基地の中では実際に本場の英語が飛び交い、県立大学では学べない講義を履修することができるので、とくに英語の力を伸ばしていきたい学生にとってとてもいい環境が整っています。県立大学からアクセスしやすい位置に、アメリカ海軍基地があるので大学の授業と並行して、より自分のスキルアップができるところが魅力的だと考えています。

満足していること②：ゼミ・研究室

長崎県立大学では、様々な経歴を持った教授が在籍しています。そのため、自分の研究分野や興味のある分野に応じてゼミの先生をじっくりと選ぶことが出来ます。基本的に経済について学ぶのですが、経済だけでなくゼミの先生によっては中国語が学べるゼミもあるようです。ゼミでは新書の輪読を中心に、ていねいに学生の面倒を見てくれる先生が多く、相談に新味に乗ってくれるなど、学生と教授との距離が近い大学という印象を受けます。

不満に感じていること：アルバイト・インターン

立地環境なのですが、大学ある場所と繁華街が遠く離れているためにアルバイトするためにどうしても時間をかけて移動する必要があります。大学から町の中心部までは、私鉄・バスともに30分ほどかかり近い距離でアルバイト先を探すことは非常に困難です。また、バスも私鉄も運賃が安いわけではないのでバイトのたびに交通費が飛んでいくといったような環境になっています。多くの学生は、原付でバイト先に通っていますが居酒屋のバイトなど夜遅くまでかかるものだと、0時を回って帰宅することも珍しくありません。

不満に感じていること②：授業

3年ほど前に、長崎県立大学では学部の改変を行いました。それに伴って、学生がわかりやすくためになる授業が大きく減ったように感じています。なんのために勉強しているのか分からない講義もしばしばあり、学生の学習意欲を妨げているといっていいほどです。この大学に進学して、どのような力やスキルを身に着けたいかという、大切な核がカリキュラムから抜け落ちているために惰性で授業を受けてしまうと4年間を無駄にしてしまう恐れがあります。自分が何をしたいかを明確に持って、授業を選ぶことが何よりも大切です。

長崎県立大学のおすすめ学部：経済学部 公共政策学科

この学科では4年間を通して、県庁や市役所などの地域に密着した公務員を養成する学科になっています。市役所などのインターンや、手厚い公務員講座などで、公務員になりたいと血良く思っている学生にとってぴったりの学科ではないかと感じています。授業も公務員試験に結び付けやすくなっており、着実に公務員になりたい学生にとってとてもいい学科です。

長崎県立大学に通って良かった？

私はもともと関西地方の出身で、九州に行くことはまずないと考えていました。しかし、こうして長崎にある大学に進学したことで、自分の新しい経験を積むことが出来たと考えています。自分の身の回りのことだけでなく、いろいろなところに目を向ける姿勢は何よりも大切なことです。九州の恥から見た日本と、関西から見た日本は全く違うように私には感じられました。自分の住んでいる場所から遠い大学を選んだことで、確実に異聞の視野が広まったと考えています。