明治学院大学の評判・口コミ【心理学部編】

志望理由

高校1年生の頃から心理学部を受験したいと考え、大学を選んでいました。受験するのは家庭の事情で難しかったため、指定校推薦が来ていた心理学部をもつ大学のなかで一番偏差値が高く、キャンパスの雰囲気が気に入ったこの大学を選びました。また、心理学部を選択するにあたって附属の大学院があることも選んだポイントのひとつです。

大学で勉強していること

学部では主に基礎心理学と呼ばれる心理学とカウンセラーなどを目指す臨床心理学と統計学を学びます。3年次からはゼミがあり、私は認知心理学と呼ばれる人間の記憶や知覚などを主な研究テーマとする心理学のゼミを専攻していました。その中で歩きスマホの際歩行者がどれだけ前に注意を向けているのか、視線を可視化する装置で分析したり、ロボットに対して人間がどれだけ「心」を感じるのかを数値化して分析する勉強をしていました。

満足していること：キャンパスが白金にある

二つあるキャンパスのうち、白金・高輪にある白金キャンパスは国道1号線沿いに佇む歴史あるキャンパスです。150年という長い歴史をもつ大学にふさわしいキャンパスで、キャンパス内の建造物のいくつかは東京都から「特に景観上重要な歴史的建造物等」に指定されています。また、キリスト教の精神に基づく教育を行っているので学内にチャペルが存在し、卒業生はそこで結婚式を挙げることもできます。キャンパス内は緑豊かに整えられており、都会の喧騒から離れて勉学に集中することができます。

不満に感じていること：大学直通のバスがない

戸塚キャンパスも白金キャンパスもどちらも最寄駅から大学への直通バスはありません。特に戸塚キャンパスでは、それが原因で最寄り駅のバスターミナルに長蛇の列ができ、1台のバスには乗れないことが多々あります。大学までは徒歩20分程度ですが、キャンパスが山の上にあるため、夏場などは通学するだけで汗だくになってしまいます。大学側はこれを把握しており、戸塚キャンパスへの通学を「登山」「下山」と呼んでいます。また、通学中に住宅街をひたすら抜けていくため、騒音被害が多発している現状があります。どうにかしてほしいという嘆願は過去からありますが、直通のバスを運行することは不可能との回答があり、皆諦めています。

明治学院大学のおすすめ学部：心理学部

附属の大学院があるため、臨床心理士を目指している方は進学の際に有利です。また、基礎心理学や臨床心理学だけではなく犯罪心理学や恋愛心理学などの講義も選択できます。卒業論文が卒業の必須単位でないことも特徴の一つです。教授陣の層は厚く、自分の興味がある心理学の分野を専攻することができます。教職科目をとれば中学校の社会の先生などの資格をとることも可能です。

明治学院大学に通って良かった？

キャンパスの雰囲気が大学の決め手だったのでとにかく通うのが楽しく、苦になりませんでした。文系の学部しかない大学なので女子の比率も高く、同性の友人が多くできます。勉学の面では1・2年次で基礎の心理学に全て触れることができるので、自分が本当に興味がある心理学を3年次から選択して深く学習することができます。附属の大学院をもっているので、進学という選択も含めて将来のことを考えることができ、充実した学生生活を過ごすことができました。