東京農工大学の評判・口コミ【工学部編】

満足していること：キャンパスの立地

キャンパスは中央線沿いの東小金井駅から徒歩7～8分のところにあります。そのため郊外に住んでいる人も都内に住んでいる人も通いやすく、また遊びに行く場合も、都内の方へと出やすい場所に存在します。また、閑静な住宅街の中にあるため、喧騒からは程遠く勉強するにはとても良い環境が整っています。東小金井駅周辺にはラーメン屋や中華料理屋、定食屋など、大学帰りに友人と立ち寄ることができる場所も多く、交流を深めることができます。

満足していること②：進路・就職

就職の際には、国立の大学ということで、能力に対して一定の信頼を得られていることを感じました。キャンパスの環境もあり比較的真面目な生徒が多いため、企業の人事の方に「この大学の出身者は仕事に真面目に取り組んでいる人が多い」といった言葉をいただく機会もありました。また就職率も高く、大企業へと就職した先輩方も多くいるため、OB・OG訪問の機会も多くあります。また、各研究室においても企業との共同研究を行っているところが多く、就職活動に有利に働いていると感じます。

不満に感じていること：サークル

大学というと数えきれないほどのサークルが乱立しているイメージですが、この大学では他に比べてサークルが少ないように感じられます。高校の部活にあるようなありきたりなサークルが多く、変わったサークルなどはほとんど存在しないため、別の大学のインカレサークルに入る人も多いです。また、学校公認のサークルを作ることもできるのですが、承認率がかなり低く、一度の申請ではほとんど通らないという現状があるため、サークルが今後増加することも少ないと考えられます。

不満に感じていること②：時間割

他大学では自分のとる授業を自身で選ぶイメージがありますが、この大学では各学科でとる授業がほとんど決められています。もちろんいくつかの選択肢はあるのですが、すでに決められている時間割から授業を取捨選択していく形となっているため、自由度は少ないと思います。大学に入りたてで授業の制度が分かりにくい人からすると、時間割を決めるのが楽に感じられると思いますが、自身で受けたい授業を決定したい人だと少し不満に感じられるかもしれません。

東京農工大学のおすすめ学部：情報工学科

今後社会に必要とされるプログラミングなどの知識を身につけることができる学科だからです。IoTなどが普及し情報社会が進んでいく中で、情報の知識をしっかりと学べるこの学科では、就職などに有利になると感じました。

東京農工大学に通って良かった？

大学生として勉学に励む環境がしっかりとしているからです。校風として、自由な中にも真面目さがしっかりとあるため、大学生で陥りがちな、勉学をおろそかにして遊びに走ってしまうことが起きにくいように感じられます。その一方で周りに飲食店などは多くあるため、友人と交流を深めるという点は問題なく良い環境かと思います。必須授業も、自由度は少ない一方でしっかりと考えられており、国立の名に恥じない知識や技術を手に入れることができます。