弘前大学の評判・口コミ【教育学部編】

弘前大学の特徴

弘前大学は２つのキャンパスがあり、一つは「文京キャンパス（教育学部、理工学部、人文学部、農学生命科学部の4学部）」、二つ目は「本町キャンパス（医学部）」です。文京キャンパスはとにかく大学生の生徒数が多く、学部を跨いだ様々なサークルが存在します。特に色が濃いサークルとしては、教育学部系サークル「キャリアサポート研究会」、人文学部系サークル「学生地域団体smoothie」です。本町キャンパスは弘前大学附属病院にほど近いキャンパスで、大学の実習は、附属病院での高度な専門的現場での実習を受けることができます。大学の近くにはカフェが多く（弘前市はカフェの街と呼ばれている）勉強するスペース選びに困りません。青森県唯一の国公立大学として、公務員の就職輩出率は高いです。

満足していること：授業

弘前大学の授業の中で、「キャリア形成の基礎」と呼ばれる科目があります。（4年生でも受講可能です）この科目は、弘前市ないしは青森県で輝きながら働く若者などを取り上げ、講義にゲストスピーカーとして呼び、実際に青森県でどのようなビジネスを行うのか、青森県だからこそ勝てる事業の紹介など、「青森県で就職に強い人材の育成」を目的に開講されています。「地域に拓けた大学」として、弘前大学は「COC,COC+」よ呼ばれる地元企業、県内大学、県内役所が連携したコミュニティがあり、大学一年生から、県内の有名なワイン工場へのインターンなどの手配を行い、若者の地元定着を目的にインターン実施をしています。このように、大学の授業、座学で学んだあとは実際にインターンで実践するというような教育フローが整っています。

満足していること②：サークル

弘前大学のサークルは、文京キャンパスでは学部を跨いだサークルが多く、サークルに所属することで、企画作成などのスキルも磨かれ、出会いも多いです。最近は地域志向系サークルも増え、「学生地域団体smoothie」など、青森県の様々な地域へお邪魔し、その地域の大人や子供達と関わり合い、地域の活性化に着手する活動も増えてきました。本町キャンパスとしては、医学部バドミントンサークルなど、文京キャンパスのサークルとはまた違う、独立したサークルがあり、より本格的なサークル活動を経験することができます。

不満に感じていること：アルバイト・インターン

経験できるアルバイト・インターンの種類が少ないかなと思うことがあります。私は文京キャンパスの学部なのですが、だいたいアルバイトするとなると、弘前駅前の居酒屋や、西弘と呼ばれる飲屋街でのアルバイトが多いです。またインターンなども、県内企業へのインターンは豊富なのですが、都会のようなエンジニアの経験ができる企業やIT系などの企業が少なく、大学4年間のうち、IT系のインターンを経験したい場合、自分で東京に出向いたり、メッセンジャーやFBでツテを作らなければ、きついかなと思う時があります。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

ゼミの数は多いようですが、質の高い専門的知識を身につけられるゼミと、ほとんど生徒を教授が放っておいているゼミなどもあるそうです。有名な教授はいますが、毎年そのゼミは倍率が高くなってしまい、溢れてしまうと希望のゼミに入れない場合もあります。優秀な教授は大体毎月大学に顔を出すのが授業の時ぐらいしかないことが多く、出張などで大学にいないこともしばしばです。しっかりその教授の専門知識を吸収したい、行動を共にし技を盗みたいと思う方は、ゼミ配属の前、1年生の頃から顔を売っておく必要がありそうです。

弘前大学のおすすめ学部：人文学部 社会行動コース

人文学部は大学入学後にコースに配属になるんですが、社会行動コースは配属後、すぐに青森県の地元企業などへ実習に行ったりと、学科自体が青森県の魅力を存分に感じられる学科です。また社会行動コースの生徒の、弘前市のイベントへの参加率が高く、学科内で自分のスキルアップのためにお互い研鑽しあうことができます。歴代先輩などの就職先など、有名な企業への輩出も多く、4年間でたくさんの企業と触れ合うことで、大学生活4年間以上の経験ができるからだと思います。

弘前大学に通って良かった？

弘前大学だからこそできる経験をたくさんできました。大学１年生の頃から、弘前市役所の弘前市の条例について討論しあうイベントに学生代表として参加したり、大学生と大人が繋がり化学反応が行われるような企画を大人の方が制作してくれたり、何か困ったらFBで昔お世話になった大人の方々が、「今度ご飯行こうか」と心配してくれました。田舎だからこそ味わうことができる経験や地元の方々の愛情と、学園都市として栄えていて、毎年弘前さくら祭りで海外から多くの観光客が訪れる弘前という特徴がある街だからこそ、多くの人脈と知恵を身につけることができます。