茨城大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：研究に打ち込める環境が整っている

研究に関して満足している点は二つあります。一つめは、研究施設が豊富な所です。茨城大学では、高萩市に宇宙電波望遠鏡施設を持ち、また東海村の原子力センター施設と連携しています。このことから、他の大学では出来ないレベルの高い研究をする事ができます。二つめは、少数で行われるゼミです。茨城大学では、一人の教授に対し学生は５名という上限があるため、一人一人しっかり指導してもらう事ができるので、教育の質が高く専門知識をたくさん得る事ができます。

満足していること②：授業の品質が高い

茨城大学では、授業の質を向上させる取り組みがなされているため、満足しています。具体的には、各授業の最終回に、授業の質や分かり易さ、授業外における教員の質疑対応について学生が評価するシステムになっています。この評価を受けて、授業の質に問題があると判断した場合、学務が教員へ改善を促してくれるので、授業レベルは年々向上し、学生にとってより良い学習環境を提供してもらえます。

不満に感じていること：キャンパスの立地が悪い

茨城大学のキャンパスは三つありますが、三つとも最寄り駅から遠く徒歩で通うのが厳しいです。そのため、学生は大学周辺で生活することが多くなっています。また最寄り駅までの移動にバスを使用しますが、バス運賃が高く、非常に不便です。この事は、大学生活を充実させる上で、重要な要素だと思うばかりか、就職活動においては、最寄り駅までの移動がバスというのは活動の計画が立てづらく、とても困っている学生がたくさんいます。

不満に感じていること②：部活動・サークルがあまり活発でない

茨城大学は、国立大学ということもあり、AO入試や推薦入試などが都内の有名私立大学と比べて充実していません。そのせいもあって、スポーツをするために入学する学生が少なく、強豪として活躍している部活動が少ないのが現状です。また、サークル活動の拠点となっているサークル棟と呼ばれる施設があるのですが、老朽化が進み、昨年ボヤ騒ぎを起こしました。この後、サークル棟の立ち入りが制限され、サークル活動の充実が阻害される形になっています。

茨城大学のおすすめ学部：工学部

工学部は、東海村の原子力センターと共同研究している研究室が多く、とても充実した環境かつレベルの高い研究ができるため、とてもオススメです。また。キャンパスが日立市に所在していて、就職先も斡旋してもらえることもあり、とてもいいと思います。

茨城大学に通って良かった？

自分が専攻している学問は国内でも非常に希少で、かつ同様の研究を行なっている大学は、茨城大学よりも入学難易度が高い大学が多いため、茨城大学に入学してよかったと思います。また、自分の専攻している研究室の先生がとても優秀な方で、日々勉強になる事が多く、実りのある研究生活ができているため、現在の大学に通ってよかったと思います。