女子美術大学の評判・口コミ【芸術学部編】

満足していること：図書館が大きい

キャンバスの中央に図書館があり、入学後に利用方法についてのガイダンスがあります。4階建てで、特に美術に関する本を多く所蔵しています。東京藝術大学では蔵書を手に取ることがあまりできないと聞いたことがありますが、女子美では本棚から手に取ったり、自分で探したりできます。休み時間や空きコマには図書館に行くことが多いです。レポートの時期には、たくさんの学生が残って勉強しています。コピー機やパソコンもあり、図書館でレポートをプリントアウトする学生も多いようです。

満足していること②：キャンパスが広い

キャンパスが広いところが気に入っています。広い方が大学に通っている感じがして好きです。学食はなんとなくおしゃれで良いです。1人で座れる席から、グループで座ることができる、まるでファミレスのような席まであります。画材を安く売っている売店もあります。品ぞろえは特別良いわけではないのですが、割引してあるのが良いです。周りにはかなりの面積の芝生やテニスコートもあります。女子美アートミュージアムという美術館もあり、空きコマや休み時間に展示を無料で見に行けます。

不満に感じていること：キャンパスの立地が良くない

駅から遠く、バスで通う必要があるので、交通費がかさみます。バスは一般の方も利用されるので、周辺の体育館などでイベントがある時には混雑しています。相模大野駅のバス乗り場はわかりづらいそうです。また、大学全体に植物が多く、バス乗り場周辺は特に、都会的な印象は受けません。進学のために関東へ出る方はがっかりするかもしれません。自然が好きな方には合っているかもしれませんが、私は虫が心配です。

不満に感じていること②：おもしろくない授業も多い

だんだんと面白い授業が増えてきてはいるものの、まだ伝統的･保守的な印象が強いです。鬼のような量の課題で、自主制作を行うひまもありません。なかなかモチーフを選べる課題もなく、初めは基礎ばかりのように思います。やる気はあるのに、やり切れていないモヤモヤを感じています。また、学生のレベルも気になります。近年受験生が集まらずレベルが低下しているのではないか？と心配になります。このままでは満足できないのでどんどん自主制作したいと思います。

女子美術大学のおすすめ学部：芸術学部

学部は芸術学部ひとつしかありません。そこから学科、専攻ごとに分かれています。学科はデザインがやりたいか、ファインアートがやりたいかで選べば良いと思います。自分の将来に合っている学科、専攻を選んでください。

女子美術大学に通って良かった？

私は授業に不満があります。自分でモチーフを決め、コンセプトを押しだして描くという課題が少なく、やる気はあっても発揮できている感じはしません。初めは課題の期間も短く、今はまだなかなか描ききることもできません。また女子ばかりであるため、陰湿な雰囲気や、女子にはわかるような特有の悪い部分が気になっています。卒業後に満足度が高い大学だと聞いたことがありますが、まだどこが良いのかよくわかりません。これから何年も過ごすうちに楽しくなってくるのではないかと思います。