九州保健福祉大学の評判・口コミ【保健科学部編】

満足していること：実習形式の授業が充実している

私が通っていた九州保健福祉大学臨床工学科は、臨床工学技士という医療機器のスペシャリストを養成するところです。しかし、医療機器は高額なため容易に購入することはできません。そのため、病院や企業に入職した際に初めて医療機器を触るといったことも少なくないでしょう。しかし私の通っていた大学は、病院で実際に使用されている医療機器を用いて、実習を行っているため、現場に出た際にも役に立つ知識、スキルが身に付きます。

満足していること②：国家試験対策が手厚い

臨床工学技士として働くには、国家試験の合格が絶対条件です。そのため、大学でも国家資格取得に向けて一年次からカリキュラムが組まれています。大学四年次には、国家試験対策用の授業があり、臨床工学科の施設も24時間利用することができます。そのため、自宅学習が得意ではない学生も夜遅くまで大学で学習が可能となっています。その他にも、勉強が追いつかない学生に対しては、個別での指導も行き届いており、先生方と一丸となって国家試験に挑むことができます。

不満に感じていること：通学手段が少ない

大学の近くに電車が通っていないため、交通手段はバスか自家用車にが一般的となっています。バスは、毎朝満員状態となっており、場合によっては乗車できないこともあります。一限目の授業に間に合う時間帯のバスも少ないので、混雑を避けることも容易ではありません。自家用車での通学の場合、大学の専用駐車場が少ないため駐車困難な場合もあります。二限目から通学するとほとんどの駐車場が埋まっており、校舎まで結構な距離を歩くことになります。

不満に感じていること②：大学周辺に娯楽施設や飲食店がない

九州保健福祉大学は、周囲を自然に囲まれています。そのため、授業の合間に大学外へ遊びに行くことや、食事に行くことができません。2時間程度の空き時間があれば、自家用車を使って外出することも可能ですが、ほとんどの学生が空き時間を学内で過ごしています。また、宮崎市内まで車で１時間以上かかるため、大学が休みの時ぐらいしか遊びに行ったりはしませんでした。大学周辺の自然が保護区域になっているため、今後もそのような施設ができる可能性は低いと思います。

九州保健福祉大学のおすすめ学部：保健科学部

保健科学部は、様々な医療従事者を育成しています。医療従事者として現場に出た際に、他職種ともコミュニケーションが取れるように、在学時から他学科との共同授業があります。同じ目標に対して他の職種はどのようにアプローチをするのかを、在学時に教わることができます。

九州保健福祉大学に通って良かった？

就職の際、先生方が、実際に努めている知り合いに職場の雰囲気などを聞いてくださり、入職後に後悔することもありませんでした。また、先生方とは現在も連絡をとっており、業務に関する相談などもしています。卒業生の中には、大学の先生方と共同で研究業務を行っている人もいて、卒業後も様々な面でフォローしてくれています。