大妻女子大学の評判・口コミ【人間関係学部編】

大妻女子大学の特徴

大妻女子大学では、一年生を対象に「大妻教養講座」という講義が開催されます。これは、授業のない4月の土曜日に計4回程開催され、出席にもなり、2単位をいただけるものです。授業内容は、大妻女子大学の成り立ちや、大学生としての心得、卒業生の話（キャリア授業）などです。他大学でこのような取り組みを行なっている学校は聞いたことがありません。初めは大変だと感じましたが、大妻教養講座のお陰で、大学のことを知ることができたので良かったと思います。

満足していること：ゼミ・研究室

大妻女子大学では、併設短大も含めて全学部ゼミが必修になっています。所属していた人間関係学部人間関係学科のゼミでは、教授の専門領域ごとにゼミが組まれていました。ゼミでは、卒業論文執筆を最終目標に、それぞれの興味関心に対して教授が指導していくスタイルです。また、ゼミごとに夏休みには合宿が組まれています。おおよそ一泊から二泊で地方に合宿に行きます。ここでは研究発表や、ゼミ生との交流を深める場になっています。大妻のゼミは縦のつながりが深く、新歓や追いコンも盛んです。

満足していること②：進路・就職

大妻女子大学は就職率が高いです。これは歴代の先輩方が積み上げてきた実績と、学校の歴史が影響していると思います。どの学部も就職率は85%以上を誇っています。OG訪問も盛んに推奨されており、就職課の方に相談するとすぐに動いて下さります。大妻女子大学は地方へのUターン就職にも強いです。大学3年生の時からUターン就職セミナーが開催され、Uターン就職の心意気や実際にUターン就職が決定した4年生の話を聞くことが出来ます。

不満に感じていること：キャンパスの立地

多摩キャンパスの学部が市ヶ谷キャンパスへ都心回帰しているなかで、人間関係学部のみが多摩キャンパスに残ったままです。多摩キャンパスは、小田急多摩線の終着駅である唐木田駅が最寄です。都心から遠く、大学周辺も遊ぶところがありません。飲食店も数軒ありますが、長居できる程ではないので、大学周辺で遊ぶことは厳しいです。電車通学で埼玉県、千葉県、茨城県から通っている人も珍しくありません。そういった人達は、キャンパスの立地が悪く通学距離の長さが不満だと感じているようです。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

大学周辺に飲食店がないため、お昼は学食を利用する人が多いです。しかし、学食も種類が少なく、値段も安くないため毎日利用することには向いていません。また、購買も総合大学に比べると小さいです。文具はたくさんありますが、お菓子はほとんど売っていません。もう少し食料品が充実していると良いと思います。キャンパス内が縦に長く、階段が多いです。そのため、一限が一番奥の棟での授業ですと、余裕を持って到着しなければなりません。移動には不便です。

大妻女子大学のおすすめ学部：人間関係学部

人間福祉学科は、社会福祉士、介護福祉士の資格を取れるのでおすすめです。実習が何回もあって大変ですが、その分就職はしやすく就職率も高いです。一生続けられる資格を取れることは、大学に行く価値でもあります。

大妻女子大学に通って良かった？

人間関係学部は1、2年の間は授業が詰まっていますが、単位を取れてしまえば3年生からは余裕を持つことが出来ます。授業の取り方によっては、1年生から週1回は休むことも可能です。部活動も充実しており、学部外に友達を作ることもしやすいです。また、他大学と交流している部活動に加入すると、交流の輪は広がります。3年生からはゼミに所属しますが、新たな人間関係を築いたり、勉強の幅を広げることが出来ます。とても楽しい大学生活を送ることが出来る学校です。