千葉大学の評判・口コミ【理学部編】

満足していること：実習を通じて様々な経験ができる

理学部の生物学科では、カリキュラムに実習が多くあります。3年生後期に研究室配属がありますが、研究室選びの判断材料になるだけでなく、たくさんの分野に触れることができます。銚子や鴨川に宿泊施設付きの研究所があり、そこで臨海実習が行われます。また、マクロ系の実習は海だけでなく山にも行って行われます。主催の教授の研究室の大学院生も手伝ってくださるため、実験についてはもちろん、勉強や大学院についてもたくさんお話ができます。実習後は学生の仲も深まります。

満足していること②：キャンパスの立地が良い

千葉大学の西千葉キャンパスは、総武線西千葉駅の目の前にあります。そのため、電車通学の人も駅から迷うことなくキャンパスにたどり着けます。一人暮らしをしている人も多くいますが、大学周辺は家賃がそれほど高い土地でもないので快適に過ごせます。また、大学の近くには飲食店がたくさんあります。学生をターゲットにしているため、リーズナブルな値段でたくさん食べられます。昼休みに学外に昼食を取りに行く人もたくさんいます。

不満に感じていること：進路に関する情報が少ない

理学部では大半の人が大学院に進むため、就職を希望している人に対する情報が少なく感じます。理学部の教授たちは大学院に進むことを前提に話しているので、就職を希望する人は自分から調べに行かないと取り残されてしまいます。就職支援課も存在しますが、いつも埋まっていて予約が取りづらいです。3、4年生で大学院から就職に進路変更を希望すると必要な情報を集めきれなかった、ということもあります。学部としてももう少し就職希望の人に情報を提供してほしいです。

不満に感じていること②：授業のギャップが大きい

1年生での基礎の授業では、英語で書かれた教科書を使用します。大学生物は高校生物より専門的になりますが、英語で書かれてあるため意味をきちんと理解するのに時間がかかります。論文は英語で書かれてあるものも多いので、その練習ということもあると思いますが、内容を理解すべき1年次では日本語の資料で授業をしてほしいです。しかし、一般教養での英語の授業は高校入試のような内容のものもあります。そのようなレベルのギャップもきちんと埋めてほしいです。

千葉大学のおすすめ学部：理学部

実験に使える施設、設備が充実しており、一通りの分野は学べると思います。必要な授業や実習を受けると、教員免許や学芸員の資格も取ることができます。大学院に内部進学することもできるので、進路の選択肢は広がると思います。

千葉大学に通って良かった？

関東の大学ではありますが、キャンパス内に自然も多くあり、図書館等の施設も充実していたので環境には恵まれていたと思います。サークルや部活動でも自由に活動できたので、勉強もしながらサークル等も楽しくでき、交友関係も広まりました。また、学科の授業では専門科目も選択できるため、自分が勉強したいこと、目指している研究室に入るための勉強も集中して行えました。たくさんの実習に参加することもでき、日本のいろいろなところに行けたのも楽しかったです。