九州工業大学の評判・口コミ【情報工学部編】

満足していること：就職率が良い

明専会という同窓会があります。その明専会が主催で、幅広い年齢のOB・OGの方が大学に来て、働いている会社について教えていただける機会があります。そこでは、普通の会社説明会よりも深く会社の雰囲気や仕事内容について教えていただくことができます。それ以外にも、様々な会社のOB・OGの方々から仕事について聞く機会が多くあり、就職活動しやすいです。たくさんの卒業生が活躍されているので、九州工業大学に対して良い印象を持っていただけており、就職率が良いです。

満足していること②：授業内容が充実している

私が通っていた学科では、情報系だけでなく数学や化学、生物、物理も学ぶことができました。さらに、座学だけでなく化学実験や解剖実験、プログラムの作成、コンピュータグラフィックスなどの実技の授業も多かったです。そのため、色々なことに興味を持ち、幅広い視野を持つことができました。これらの経験が、現在従事している医療系システムのエンジニアの仕事にも活きています。医療系システムの仕事は、医療関係者の方々がお客様で、専門用語が多く出て来ます。難しいですが、大学で学んだ生物や化学の知識があるため、何も知らない人よりスムーズに内容を理解できています。

不満に感じていること：キャンパスの立地が悪い

大学が高台にあるため、近くに住んでいると徒歩や自転車で通うのが大変です。また、駅やバスセンターからの距離も遠いです。平日はスクールバスがありますが、土日は減便もしくは運行なしです。路線バスの本数もかなり少ないため、休日に学校に用事がある際は1時間近く歩かなければならないこともあります。また盆地のため、夏は暑く冬は寒いです。さらに周辺を山に囲まれているため、冬に道路が凍結などした際には陸の孤島になってしまうことがあります。

不満に感じていること②：希望する研究室に入れないことがある

私が通っていた学科では、情報や生物、物理、化学など幅広い分野について学ぶことができ、様々な分野の研究室がありました。しかし、研究室には人数制限があるのです。もし希望の研究室に入れなかった場合に似たような分野の研究室がないこともあり、あまり興味のない分野の研究室に所属せざるを得なくなります。そうなると、大学4年生の1年間をあまり興味のない研究に捧げることになってしまいます。

九州工業大学のおすすめ学部：情報工学部

ITの分野は日々進化しており、エンジニアの人材が不足していると言われています。そのため、就職活動に有利です。また、情報系の分野以外に進むとしても、プログラミングの考え方は様々な場面で役に立ちます。さらに、例えば医療に関わりたいと思っているとしたら医師や看護師、薬剤師など資格を取る必要がありますが、システムエンジニアになれば、資格がなくとも医療に関わることができます。その他にも幅広い分野でシステムは使われているので、関われる分野が多くあるのでおすすめです。

九州工業大学に通って良かった？

国立の工業大学はめずらしいため、九州だけでなく、中国・四国地方、ときには関西、関東など色々なところから人が集まっています。その結果、色々な土地の文化や考え方を知ることができました。さらに、卒業して就職した現在でも、全国各地にいる友人と会う機会があります。この大学に入ったおかげで、幅広い人脈を持つことができました。また、幅広い分野を学べたことで、会社の上司やお客様と色々な話ができ、コミュニケーションを取ることができています。