女子栄養大学の評判・口コミ【栄養学部編】

満足していること：研究室の提携先が豊富にある

老舗女子大なので、研究室の提携先が豊富であることが魅力です。実習系の研究室では、卒業生である料理研究家のテレビ出演のアシスタントや、本を出版する際のアシスタントなど、メディア関係の実践もあります。他にも大手コンビニやファミレスチェーンなどとのメニューの共同開発も単発ではなくコンスタントに入っています。また食品パッケージ分野では、元美大の准教の研究室で美大生と一緒にデザイン製作を行うこともあり、在学中に仕事を体験することができます。

満足していること②：進路や就職のサポートがしっかりしている

女子大ならではの手厚い就職サポート制度があります。単科大学なので、就職課への求人も専門性が高いものが多いです。女子栄養大学は国家試験の合格率がきわめて高いので、就職の際にも受かった前提で内定をもらっている人が多かったです。結果待ちして、第二新卒で就職する他校生も結構いると聞きますので、就活しやすい環境は整っていると思います。面接練習や履歴書指導、マナー講習などもあり、至れり尽くせりなかんじです。

不満に感じていること：立地が悪い

埼玉県坂戸市にあり、池袋から東上線で45分くらいかかります。まず東上線上に大学が多いため、下り線も早朝から大変混んでいます。更に、帰宅が上り線になる人がほとんどですが、上りなので終電も早いです。卒論の詰め作業中や、ちょっと飲み会などがあって遅くなると間に合いません。田舎なので、近隣は若い女性が1人で住むにはセキュリティが心配な物件ばかり。オートロックの単身向けマンションなどはほぼ皆無です。そのため寮は人気ですが、なかなか入居できません。

不満に感じていること②：サークル・部活があまり充実していない

サークル、部活はあまり充実していません。特に運動部は存在しているのかどうかすら全くわかりません。栄養大学らしく、変り種の点心部などが人気のようです。女子大ですが単独サークルはあまり存在せず、オーケストラや社交ダンス、テニス、バスケなどほとんどインカレです。そのため他校に移動して活動している人がほとんどで、多少面倒くさいと思いますし、男子が面倒くさくて女子大に入った人にとってはあまり魅力を感じないラインナップだと思います。

女子栄養大学のおすすめ学部：栄養学部

女子栄養大学は単科大学なので、栄養学部しか存在しません。学科ごとに特色はありますが、みんな同様に栄養学の基礎を学びます。特に実践栄養学科では、管理栄養士を目指す学科で、合格人数は昨年度は日本一でした。

女子栄養大学に通って良かった？

他校の栄養学部や家政学部にくらべ、調理実習や資格が充実しています。その分忙しいですが就活では、年配の人事担当者ほど「栄養学なら栄大！」と絶大な信頼を寄せている人が多いのを体感できました。国家試験の合格率も全国トップクラスで安心して試験に挑めました。在学中にプロの料理研究家のテレビ出演や出版のアシスタント業務、実際の企業のメニュー開発に参加して経験できるのも他校にはなかなかない特徴だと思います。