筑波大学の評判・口コミ【生命環境学群編】

筑波大学の特徴

大学生活を満喫できる大学です。国立大学では珍しく体育や芸術専門の学科があります。そのような学科の人とサークルなどの授業以外での活動で知り合えることはいいと思います。また部活動は体育の学生がいるため大変盛んです。またアジア圏の留学生が多く留学生の友達を作りやすい環境だと思います。私の所属する研究室では学生の半数近くが留学生なので非常に国際色豊かで楽しく過ごせています。また国内の大学にいながら外国語を使う機会に恵まれています。

満足していること：キャンパスの環境

受験で地方から来て大学周辺に下宿、あるいは大学宿舎に居住している学生がほとんどなため終電を気にせず遊んだり、飲み会を開くことができます。しかしその一方で周辺の他大学との交流は少なくインカレなどもほとんどないです。学園都市という性質上周囲に研究施設が多くあるため研究を他の研究施設で行うこともできます。研究施設でアルバイトをしていたこともありますが待遇はよく、またなかなかできない経験ができました。特に興味がある方にはそのようなアルバイトをお勧めしたいです。

満足していること②：留学制度

留学制度はどの学科でも豊富に準備されていると思います。私は留学しませんでしたが、周りに留学をしている友達はたくさんいます。留学をして一年近く海外の大学に通っていてもその大学で取得した単位と互換性のある単位を認める制度があるために留学を一年間した場合でも4年で卒業できるような制度があります。また留学先の大学も筑波大学と比べてレベルの高い大学もあります。先生方も留学にあたって語学面、書類面などで手厚いサポートをしていただけるそうです。

不満に感じていること：キャンパスの立地

筑波大学は茨城県つくば市にあります。都心とはつくばエクスプレスで1時間ほどです。この時間は近いともとれますが行き帰りで2時間かかり、また電車代も往復2000円程度かかることを考えると就職活動時などでは非常に負担になります。また学部によっては大学から駅までの距離はかなりあります。(徒歩30分以上)大学の敷地で一番遠い場所ですと一時間以上かかると思います。東京に出て行かなくてもつくばで遊ぶにもつくばは田舎です。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

キャンパスの立地という面と似てしまいますが、東京から距離があってインターン、アルバイトで都内の会社に行きたいと考えても行ける距離だけど時間や金銭面で難しいということがよく起こります。学生のうちには様々なアルバイトをしてみたいという人にはつくばが不便に感じるでしょう。筑波大生のアルバイトとして大学周辺に居酒屋や飲食店が多いため飲食業をしている人が多いです。時給も高いとは言えず、安いところはかなり低いようです。

筑波大学のおすすめ学部：生物学類

自分が所属している学科しか詳しくわからないので自分の学科をお勧めします。生物に興味がある人であれば実験、実習は非常に楽しく実りあるものになると思います。応用的なことよりも基礎的な生物現象に興味があるという方にお勧めです。

筑波大学に通って良かった？

学びの面では授業や実験などにはある程度満足していますが、それほど教育に接心というわけではありません。私個人としての感想としては期待していたレベルよりも低い授業でしたのでよかったともいえないかなと思っています。遊びの面では様々なバックグラウンドや専門性をもつ人と知り合うことができ、満足しています。しかしインターンなどで知り合えるような社会人とのつながりは持ちづらく、また他大学の方と知り合う機会も少なかったからです。