北里大学の評判・口コミ【薬学部編】

満足していること：研究室の選択肢が多い

研究室が多くあります。私立にしては研究に力を入れてる大学なので、比較的選択肢が多くあるように感じます。また医療系が多いとはいえ総合大学なので、様々な学部の人と交流をもつことができます。特に一年生の頃は、全ての学部が同じキャンパスで学ぶので、そこで仲良くなった人と卒業後まで交流があることもあります。学生は医療系が中心ということもあり、将来の職業を決めている人も多く、真面目な人が多くいる印象です。かといって中にはまだ何をしたいかわからない人もいるので、明確な目標が定まっていない人にもおすすめできる大学だと思います。

満足していること②：部活動の種類が多い

薬学部は二年から白金キャンパスに移るため、部活動は人数が少なくなりがちですが、一年の頃に通う相模原キャンパスには全ての学部が揃うので、他の大学と同じように部活動ができると思います。また医療系ならではの部活動も多くあるので、将来のために何か学びたいという方にも役立つのではないでしょうか。スポーツ系文化系問わず色々な部活動があり、何か新しいことをしたい、色々な人と交流を持ちたいと思ってる方には魅力的だと思います。

不満に感じていること：アルバイトと学業の両立ができない

医療系の大学はどこでも同じかもしれませんが、特に二年生からは授業が忙しくなります。特に座学ではなく、実習は毎回必ず出席しないといけない（体調不良で休んだ場合は、補講や別の日に追実習があります）ので、アルバイトをたくさんすることはできません。さらに実習は、終わるまで帰れないということが多いです。決まった終了時間があるわけではなく、失敗したら長くなる、早く作業が進めば早く帰れるといった状態なので、時間を読むことが難しく、ギリギリにバイトを入れるといったことができないと思います。

不満に感じていること②：学業が忙しく、留学するには休学が必要

実習を休むことができないため、長期留学に行きたい場合は休学することになります。また大学として留学制度はあるものの、提携先はグローバル性のある大学というわけではないので、留学の受け入れ、送り出しも含めてそれほど実績が多くありません（ゼロではないです）。一番多いパターンは、夏や春などの長期休みを利用して留学に行くことですが、当然ながら長くて一ヶ月程度なのでどこまで身につくかは不明なところです。

北里大学のおすすめ学部：薬学部

一応看板学部です。一年間は相模原で過ごしますが、二年から都会の白金で過ごすことができます。キャンパス自体は非常に狭いですが、薬学部しかいないため特に不満を感じることもありません。また病院がすぐ隣にあり、常に医療の現場を感じながら生活することができます。

北里大学に通って良かった？

全体的には良かったです。学校の校風としては真面目な人が多く、あまり派手な大学ではないのでこぢんまりとしています。しかしながら、就職やその他で見劣りがするかというとそういうわけでもなく、特に医療業界には一応ネームバリューがあるので、どちらかというと比較的優遇されることの方が多い気がしました。私は医療以外の業界に進んだのですが、そこでも特に不遇な扱いを受けることもなく、むしろ違うことを学んできた人が欲しいといった感じで優遇されました。