熊本県立大学の評判・口コミ【文学部編】

満足していること：教授のサポートが手厚い

1年次からプレゼミがあり、教授と学生のコミュニケーションが円滑に進むようなプログラムが組まれています。自ら孤立しようと思わない限り、独りの環境になることはないというくらい、人間関係のサポートや授業のサポートをしてくれます。2、3年次は演習も始まり、しがらみなく学業に励むことができ、また日常の悩みやアルバイトの相談などのケアも状況に応じて行ってくれるため、余計な雑音を気にすることなく大学生活を過ごすことができます。

満足していること②：研究室での教授との距離が近い

研究室も手厚いサポートがあり、教授と所属の学生は、分け隔てなくフレンドリーに日々論文研究や演習に取り組むことができています。特に、研究室には専門分野に関する大量の資料や文献があり、教授の知見も身近で得られるため、卒業論文やフィールドワークを進めるにあたって必要な知識を十分に備えることができます。他にも、同じ研究室に配属される学生が複数人いますので、ゼミで合宿に行ったり親睦会をしたりと多くのイベントを共有することができ、充実した学生生活を過ごせるのではないかと思います。

不満に感じていること：キャンパスが狭い

在学している学生が国立大や私立大に比べ少ないということもあるのですが、大学構内が狭いです。基本的に自分の学部の棟で講義が開かれるため、移動が家と学部棟との往復のみになり刺激がありません。また、どの棟の自動ドアも反応が悪く、2秒ほどしてゆっくりと開きます。他に、文学部棟は照明が暗く雰囲気があまり良くないのもマイナスポイントだと思います。他学部棟はスタイリッシュで明るい印象を持つのですが、文学部棟のみ古くて陰湿な感じがします。

不満に感じていること②：教務入試課の対応が悪い

大学の事務担当に県職員が派遣されています。そのため、これぞ役所仕事といったことが多く、対応が非常に悪いです。また融通も利かず、例えば昼休みの5分前に提出書類を渡しに行っても受け取ってもらえないこともありました。その割に、過去に職員が業務中にアダルトサイトを閲覧して処分されるといった失態も犯しており、非常に悪いイメージしかありません。学生だからこんなものでいいかと思っているのかもしれませんが、もう少し親切で丁寧な対応をしていただきたいと思っています。

熊本県立大学のおすすめ学部：総合管理学部

学びのメインとしては情報関連、プログラミング、社会福祉などがテーマに挙げられます。ゼミでチームを作り企業に対して提案・実践・発表を行う「もやいす」プログラム（インターンのような仕組みです）やフィールドワークなど、課外活動を豊富に行うことができるため、総合管理学部をおすすめします。

熊本県立大学に通って良かった？

自らのスキルを高めることができたからです。能力を鍛えるにあたって一人で成長することはできません。知り合う友人や教授の助言や励ましがあってこそ、モチベーションを保つことができます。この県立大学では、差別的な扱いがされることは一切ありませんし、もしあったとしても大学側に報告すれば真摯に対応をしてくださいます。個性を大事にし、また十分なサポート体制が整っている大学だと思います。